山梨県の道志村は、箱根までの距離のちょうど半分で、
相模原市から山中湖までの28キロの1本道の途中。
道志川に沿って「道志みち」と呼ばれ、
月夜野という響きのいい峠を越える山の風景ばかりの村。
箱根の裏街道に通じ、北は道志山塊、南は丹沢山塊と、
右、左他県への通じる道はない。
明治のころには、横浜が水道原水の取水を始めたという道志村。
おかしなことに、この道志村のあたりに来ると、
いつも、と言っても4回目だけど、同じような気分?になっていた。
道志村、
車では短い距離出すぐ通り過ぎてしまうのだけど、
「ホンワカ」する感覚は何だったのだろう、と、
昨日は、ここ止まりで、訪ねてみたものです。
渓流には、30数か所のキャンプ場があり、
全国でも有数の密集地だというだけ、あちこちキャンプ場の看板。
木工業、観光と農業で生計を立てる、1,700人ほどが住む村。
5年前は「日本で最も美しい村」に名を連ねたらしいけど、
今は理由は知らないけど、その活動法人からは退会したらしい。
が、そんな「冠」など必要のない村と思った。
残念なことに、豪雨に見舞われてファイルが少ない。
入村者がいて、道志川のせせらぎが聞こえる家、その方に偶然会った。
「今は、この景色が好きになったと云い、
村人も面倒見がいい」と答えが返って来た。
村人の、コミュニティーがいいのだろう。
一戸、一戸の庭先には、枝垂桜、木瓜、芝ざくら、いろいろな花が、
街道を走る観光客の眼をも癒してくれました。
住むなら、こんなところがいいな、と、ふと思った。
昨日の雷雨前の八重桜ですが、今日あたりはどうでしょう!
道の駅「どうし」ここでしばらく雨宿りでした。