
市毛笠、虫の垂れ衣、口に挟み、
笛吹、権三郎の笛の音が聞いている姿が見えるような、
静かな笛吹川の川沿い。
勝沼ICから塩山を越して40分、
秩父に抜ける道の分岐に、西沢峡谷がある。
国告氏ヶ岳、奥千丈岳を水源にし、
峡谷、花崗岩の地質に水量豊富な水が、笛吹川に、
轟々と、流れちて行きます。
公衆トイレが完備され、
バスを含めて200台収容できる市営の駐車場、
「道の駅・みとみ」に車を止め、
5分「食事処かりさか」で、
予備のにぎり、3個、つまみ用にこんにゃくを買ったのが。
8時ジャスト。
歩いて10分。ジュニア部門、ベストドレッサーの、
好男子、やんちゃな少年に挨拶をされる。

私も軽快なステップ。
老いて、ますます子供に返っていく、気持ちは16歳。


20分、武甲信ヶ岳の分岐を左に、

廃屋、西沢荘の手前で、まず、トイレに立ち寄る。
ここでカメラを瓦礫に落とす。

田部重治の石碑は、西沢峡谷入り口にあり、
「笛吹川を遡る」の随筆が刻まれてる。
西沢峡谷を教科書で全国に知らせた顕彰者でもある。
田部重治は、西暦1884年(明治17年)から1972年(昭和47年)の英文学者であり、
登山家でもあった人物。「山と渓谷」の本の創始者は、
田部重治の、
「山と渓谷」の随筆から「眼にうろこ」名付けたもの。
当時のことは、もちろん、私は知らない。

と・・・・狭い道。
前回(3月17日)はここまで来て、入山禁止の立て看板、
当然、知っていたから素直に引き返しました。

一周12,6キロ 、一方通行厳守。
所要時間 4時間40分 標高1350m。
小さい子供が歩いている・・・・実に心強い味方!


👇 二俣つり橋。
15~6人のうちの2人。登山者の捨てた、ゴミを袋に・・。

岩肌は花崗岩。
風化された、まさ土が、いたるところに流れている。

で、ここまで20分、登って下って、登って、
ここで魚とめ「三重の滝」
ここで、もう七ツ釜五段の滝に着いたのか、と、
その時は思っていた。
今は冷静・・・ちがう!
ロープを支えなければ降りられない、勾配に岩場。
看板を見て、五段の滝は5つか6つの滝を観てから、
究極の絶景だと・・・。








☝写真 5月5日