午前中、高槻市にある「高槻地域生活総合支援センターぷれいすBe」の見学をさせていただきました。「地域に生きる」という理念のもとに障害のある方のための施設（2009年4月事業開始）で生活介護、就労継続支援Ｂ型、短期入所（日中一時支援）および相談支援の事業が行われています。 定員は通所利用者は60名、短期入所利用者は10名です。元の高槻市立養護学校の跡地を無償貸与で活用されているので、広い敷地に中庭やゆったりと空間があり、内装も木質をふんだんに使った、居心地の良い施設です。医療的ケアの必要な重度の方たちが利用されている生活介護の様子も見せてもらいました。
就労継続支援Ｂ型も一人ひとりの作業スペースもあり落ち着いて仕事ができるよう配慮されています。リネンのクリーニングの仕事もみなさんで協力し合って行われています。短期入所（ショートステイ）の玄関も就労継続支援の玄関とは別に設けてあり、個室も清潔でした。相談支援の職員は選任で3名おられるということです。
地域に解放されている就労支援のカフェもコーヒーが美味しく、居心地良く素敵です。1時間ほどの訪問でしたが、一般就労、自立生活に向けての支援も重要であること、本町の新拠点施設に必要なことは何か学ぶことができました。社会福祉法人北摂杉の子会の職員の皆さん、大変お世話になりました。
午後、姉妹都市提携の候補地である米国・ケンタッキー州フランクフォート市の視察報告会がありました。3名の職員が先方の市を訪れ、今後どのような形で連携できるのか、市の関係者との懇談･交流や学校なども訪問した様子をパワーポイントで映像を交えながら報告されました。温かく歓待していただいたとのことでフランクフォート市に親近感を持ちました。ご苦労様でした。