ひらのかおるタウン通信

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あなたは戦争に行くか! 暴挙!国民投票法案 参院で可決。 

2007-05-12 | 政治
 昨日5月11日夕、改憲手続き法の国民投票法与党案が自民・公明の賛成で参院憲法調査特別委員会で強行可決。法案は民主党との合意で18項目もの付帯決議を付けたもので、いかに不充分な法案であるかをあらわしたものです。

 国会前ではすぐに座り込みを続けている市民と合流して市民や国会議員のみなさんによる抗議集会が開かれました。
安倍首相は自民党改憲案を選挙で問うと強調しています。同党の案は戦力を持たない、交戦しないと規定した9条2項を削除、自衛軍の保有を明記しているものです。
 
 今朝の朝日新聞に『あなたは戦争に行くか』という見出しの記事が載っています。政治学者ダグラス・ラミスさんが「軍隊に賛成なら徴兵制を覚悟すべき。戦争に行くか行かないか。その判断から逃げてはいけない」と。

 憲法96条は改正要件として衆参各院で総議員の3分の2以上の賛成で改憲案が発議され国民投票で過半数が賛成することと定めています。

 可決した国民投票法与党案が改憲派に有利な不公正な内容となっている以上、9条を変えないという国会議員を増やすことで対抗しなければなりません。

 私たちはこの暴挙を許さず、「9条改憲を発議させない、集団的自衛権行使など、解釈改憲の拡大を許さない」ことを一人ひとりがあらゆる行動で始めましょう。
(写真は5月3日憲法記念日 高槻ピースウォークにて)

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