ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

議員全員協議会~保育所過密状態への緊急措置

2012-07-03 | Weblog
7月5日議員全員協議会が開かれ、理事者から「町立保育所の過密状態の改善に向けての緊急措置について」報告があります。

島本町は保育所の待機児童はゼロ、と今朝の朝日新聞にも載っていましたが、保育所定員の弾力化で、定員の1・5倍も子どもを受け入れているため、待機児が発生していないことになっているのです。この数年過密状態が問題となっており、平野も抜本的改善を求める議会質問を何度か行ってきました。

2012年度予算でも、会派人びとの新しい歩み(戸田議員が代表して討論)としても、『乳幼児を良い保育環境の中で育てるということは、市町村の保育実施義務に伴うものと考えます。島本町に転入してこられる若い世代が増えたことで、保育ニーズも高まっています。本年度末の入所児童は、町内3ヵ所の保育所定員のおよそ1.5倍を見込んでいます。今でも現場の保育士、保護者からも、その過密状態の危機状況を危ぶむ訴えがなされています。最低基準の面積要件に沿って、さらに受け入れることは可能という担当課の答弁には、現場の声は届いていないのか、子どもの声は届いていないのかと、暗澹たる気持ちになります。また、本年度も正規職員のいないクラスが発生、大きな事故が起きれば管理責任が問われかねません。待機児童を出さず入所希望に応えるためにも、抜本的待機児童対策をすべきです。』と提案しているところです。

今回の緊急対策は、自民・公明・民主共同で過密状況改善の要望書を町長宛てに提出したのを受けて実施されるとのことは、6月会議の菅議員(山吹・民主クラブ)の一般質問答弁でわかりました。

町立の幼稚園の充足率(定員に対する子どもの数)は第二幼稚園は42%、第2保育所は150%です。緊急措置として町立幼稚園を活用して、保育所の4・5歳児の子どもを受入れ、過密化を改善するとしています。子どもの保育環境が改善されるのか、受入れる幼稚園の体制ができているのか、保育の質は後退しないのか、保護者の希望があるのか、気になるところです。

詳しくは、議員全員協議会で報告がありますので、是非、傍聴をお願いいたします。

◇7月5日(木)午前10時~11時 役場3階委員会室 

*全協の終了後には議会改革特別委員会が開かれますので、引き続き傍聴お願いいたします。
議題は議会報告会実施要綱案について、視察について です。

◇7月5日(木)午前11時10分~12時 役場3階委員会室  

写真:絵本カフェ(高槻センター街)にて