ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

常任委員会審査が始まります

2011-03-06 | Weblog
3月議会の前半議会が終了。一般質問、補正予算、施政方針及び新年度予算に対する大綱質疑と4日間に及ぶ審議が続きました。合併問題については議会にも大きな課題が残りました。

補正予算審議では、大阪府都市計画区域マスタープランの変更により、JR島本駅西側地区がいつでも市街化できる保留区域と設定されたことについて問いました。島本町が農地所有者・西側地区住民、住民の意見を聞かず開発事業素案を示し、府に保留区域とすることを提案したことは非民主的な進め方であることを追及しました。

2月18日開催の大阪府都市計画審議会では、ケリアホールくらいの広さの会場に、パワーポイントで、島本町住民の公述意見と10件の住民意見がスクリーンに大写しで説明がありました。変更を撤回してほしいという意見がこれほど出されることは異例のことです。

当日、堀田審議委員の質問もあり、島本駅西側の開発については町の重要な課題であることが、その会場におられた審議会委員や大阪府・他市の関係者にクローズアップされたのではと思います。そのことを紹介しながら、今後すすめられるまちづくり協議会には一般住民も参加させよ、と要求しました。

大綱質疑は人びとの新しい歩みは戸田議員が頑張ってくれました。澤嶋議員も体調がまだ完全に回復しない中で、出席し責任を全うしています。(でも、無理は禁物ですよ)

明後日からは請願・条例・予算と膨大な議案に対する常任委員会での審査が始まります。

一般会計92億9700万円の予算規模でそのうち子ども手当ては6億8018万2千円が含まれています。目玉は地域グリーンニューディール基金を活用しての役場庁舎屋上に太陽光パネルを設置とのこと。また、第5次行革プランの実施の中で施設使用料の新設・値上げ、障害者福祉金等の減額など多く盛り込まれている予算です。

新しくは、企業立地促進のための奨励制度導入(一定の要件で固定資産税・都市計画税の2分の1相当額を奨励金として交付)に係る条例制定が提案されています。

常任委員会日程
総務・文教 3月8・9・10日【午前中まで】
民生・消防 3月14・15日
建設・水道 3月17・18日


写真 4年ほど前に建設水道委員会で視察した埼玉県宮代町の『農のあるまちづくり』事業により設置された『新しい村』 都市農業のモデル地区、参考になりました。

春はもうすぐ

2011-03-06 | Weblog
昨日は議会の合間をぬって、5月に上映する映画「降りてゆく生き方」の協賛お願いにいくつかのお店や団体をぴあ・ネットのメンバーでまわりました。快くお引き受けいただき、本当に感謝いたします。また、チラシができましたら詳しく宣伝いたします。

お昼は、自然の素材を使ったランチをいただきながら打ち合わせ。精神および知的・全身性の障がい者に係る仕事をしているメンバーからは多くのことを学ぶことができます。議会での質問にも役にたちます。

夕食の準備を早めにして、4時からはピッコロ保育園の理事会に出席しました。
自然の中の小さな木造の保育園は心地良いです。
5歳児の子どもたちは環境や飲み水に関心を持ってもらうため琵琶湖遠足が当初から行われています。琵琶湖博物館にも行かれたそうで、その際毛糸で織った手作りのポシェットを持っていきました、と見せていただきました。

毛糸は草木染からはじまり丁寧に一月くらいかけて織って作ったものです。織物自体は、私がいた当時、同僚の保育士さんが、ドイツ・シュタイナー学校を見学した際に見たものを保育に採り入れたのですが、染める作業から子どもたちが作品づくりをしているのには感動しました。
写真をご覧下さい。