1995年から1999年迄、ヤクルトスワローズ、西武ライオンズに在籍した右腕投手です。しかし活躍したと言えるのはヤクルト時代のみです。公称206cm,102kgの巨漢を利してオーバースローから投げ込まれる豪速球はかなり速く、しかも滅法重く威力抜群でした。投球フォームは外国人投手に多く見られる、上体の力に頼った感じでしたが、特に高目の球に威力があったと思います。1995年の日本シリーズで、あの天才打者イチローを牛耳った外角高目の速球は、素晴らしいものでした。現在のイチローは外角高目の速球を巧くファールで逃げる事が出来ますが、当時は未だその技術がなく、外角高目の速球で攻めきったブロスに軍配があがったものでした。又フォークボール気味の落ちる球にもかなりの威力があり、日本ではその長身を大いに活用した感がしました。しかし投手守備にはかなり難があり、特に近距離での送球が巧く出来ず、投手へのゴロやバントへの対応は歴代の投手でも最低クラスのレベルでした。
通算成績 89試合 30勝28敗 防御率 3.70 353奪三振
通算成績 89試合 30勝28敗 防御率 3.70 353奪三振
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