今年の斉藤佑樹投手程ではないにしても、昨年かなり騒がれて入団した左腕投手です。しかし昨年は肩を痛め一軍はおろか二軍でも殆ど登板機会がありませんでした。先日のこのブログでも触れましたが、昨年のキャンプでのフォームは甲子園時代とは全く変わっていました。肩の故障が治っているのかどうか、それにより投球フォームがどの様になっているのか、物凄く興味を持っている投手です。公称184cm,82kgと現代の投手としては、物凄く大きいという程でもないのですが、体の柔らかさ、キレ、肘の撓り方等上手く化ければ、将来かなりの投手に成長する資質を秘めているかと思います。タイプとしては決して江夏豊の様な豪速球型ではなく、金田正一、鈴木啓示、川口和久の様な、球質は重くはないながらも、球の速さ、切れで勝負出来る様な左腕投手に育って行って欲しいと思っています。そこで今年の自主トレでのフォームですが、昨年の様なテークバックの小ささは解消されているものの、腕の位置が少し下がっています。阿波野秀幸氏、張本勲氏はこのフォームがいいと解説していましたが、私には、彼の上体の捻り方があまり変わっていないのに、腕の位置が下がってきた事が、どうしても気になります。意識して腕を下げたならともかく、自然に下がってくる、つまり肩が万全ではない為そうなったのか、今後じっくり彼の投球を見て行きたく思っています。
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