日本プロ野球では,圧倒的な身体能力を誇っていました松井稼頭央でしたが、彼のメジャーでの最大の悲劇は、2004年ニューヨークメッツに入団した事ではないでしょうか?そこには前年2003年デビューの、信じられない程の身体能力を持つ弱冠20歳のホセレイエスが、ショートストップの候補として存在していました。多分多額の契約金もからんでいたのでしょう。何を血迷ったのかメッツの首脳陣は、ホセレイエスをセカンドにコンバートし、松井稼頭央をショートストップに起用する方針をたてました。当然メッツファンは全く納得出来ないものでした。確かに日本では超最高レベルの松井稼頭央の脚力、内野手としての肩の強さでしたが、残念ながらホセレイエスとは比較出来るレベルではありませんでした。現在までメジャー6年間で287盗塁した彼の脚力は、私の知り得る限り、ロイヤルズのガスライトに次ぐ速さを誇り、又ショートストップとしての肩は、文句なしにNO.1かと思います。その彼を、ショートストップと比較して、肩の強さと脚力を必要としないセカンドに一時的にも追いやった松井稼頭央がファンの支持を受けなくても当然かと思います。従って彼は最初からファンの支持なしにスタートしたかと思います。多分ホセレイエスは将来3000本安打,800盗塁は余程の事がない限り可能でしょう。その選手を実力ではない側面で、コンバートさせた松井稼頭央の悲劇は入団時から始まっていた様な気がしてなりません。
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