かなり前に、日本プロ野球の通算打率での規定打数4000に足りないながらも、素晴らしい打率を残している打者としてイチロー、ロバートローズ、青木親宣選手の3人の選手を挙げ、その中でも3900打数1284安打の青木宣親選手は規定打数までの不足分100を全て凡退したと仮定しても通算打率0.321になり歴代ではトップに値すると書きました。今回は規定打数5000とされているメジャーで同じ様な選手が存在するのかですが、メジャーの通算打率トップはタイカップ選手の0.367と言うとてつもない数字なので、5000打数以下の選手で1834本以上の安打を放っていなければならない訳で、念の為調べましたが、該当する選手は現役も含めて存在しません。もっと言えばタイカップの通算打率0.367という数字をシーズンの打率で一度でも超した事のある現役選手は2004年262安打を放ち0.372の打率をマークしたイチロー選手しか存在しません。タイカップ選手の場合、メジャーの規定打数の2倍以上の打数での数字、時代が違うとはいえ素晴らし過ぎるかと思います。