勝利投手の権利

左の表は、現地時間3月28日のシカゴカブス対シンシナティレッズのスプリングトレーニング試合でのボックススコアになります。スプリングトレーニングの試合は日本で言えばオープン戦に該当するもので、レギュラーシーズン戦程勝ち負け更には勝ち投手や負け投手に拘るものではないのですが、表で分かります様にチャップマン投手にＷ　１－０が付いています。つまりこの試合での勝利投手はチャップマン投手であり、今年のスプリングトレーニングでの成績が1勝0敗になった事を示しています。この試合、ＭＬＢｔｖでの中継はなく、前日にはお気に入りの最速投手チャップマン投手の先発を知っていた為、ボックススコアを見る前に試合結果と勝利投手がチャップマン投手と知った時に、リリーフ専門のチャップマン投手が勝利投手の権利を得る最低でも5イニング以上を何故投げたのか不思議でならなかったものです。しかし表にある様にチャップマン投手は流石に3三振を奪っているものの先発で1イニングしか投げていません。その後私なりに規則を調べましたが、この試合の様に9イニングを消化した試合での先発投手の勝ち投手の権利としては5イニング以上となっています。日本でいうオープン戦みたいなものの為、厳密にルールを適用しなくてもいいとの解釈なのか、どうでもいい事なのですが、変に気になっています。