1990年代、千葉ロッテマリーンズの伊良部秀輝投手の球の速さが話題になった際、MAX160kmと記されたTシャツが販売されたり、その後伊良部秀輝投手がメジャーに移籍してからは、雑誌numberでは100マイルの咆哮なる記事も連載されたりしていました。この事は日本プロ野球では160km、メジャーでは100マイル(160.9km)が球の速さのかなり高いレベルでの基準とされている事を裏付けているかと思います。スピードガンでの数値では日本プロ野球、日本人投手に限れば由規投手の161kmとなっています。しかし由規投手の数値は高い数値が出易いと言われる神宮球場でのスピードガンのものであり、テレビのスピードガンでは確か152kmと表示されていたかと記憶しています。実際の数値は分かりませんが1球のみの計測という事もあり、疑問は残りますが計測上は日本人投手で唯一160kmを超えた投手という事になります。一方、メジャーではファームも含めて球が速く、100マイルを超す投手はかなりの人数がいると言われています。果たしてそれは本当なのか、もう少し触れて見たく思います。