今年刊行されたベースボールマガジン7月号に、昭和51年読売ジャイアンツに移籍した張本勲が自主トレで7kg、キャンプで5kg、計12kg落とし体重はベストの84kgになったと記されています。張本勲が申告したと思われる体重の多少の誤差はあるかもしれませんが、張本勲の体型は前年迄とは比較にならない程スマートな感じになっていました。時期に多少誤りがあるかも知れませんが、張本勲の体型は昭和48年頃からかなり太めになりはっきりとお腹の出具合が目立つ様になって来ていました。その頃多分ロッテオリオンズだったと思いますが、張本勲の体型を真似てモロにお腹の極端に出た張本人形なるものを作り、投手陣にそのお腹を狙う様な練習をさせていました。その様な人形を作られる程当時の体型は野球選手とは思えない程に変化していました。昭和34年デビューの年からその打撃に物凄く興味を持ち彼を見て来ましたが、それまでの広い肩幅、厚い胸板等、所謂強打者に多く見られる体型からかなり変化し両脇腹にもかなりの肉が目立つ様になって来ていました。