昭和53年から平成7年まで、大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツで大活躍した外野手です。彼を語るときに絶対欠かせないのが、プロ野球史上最高クラスの俊足でしょう。本当に脚はもの凄く速く、大洋時代スーパーカートリオと並び賞された加藤博一、高木豊と比べても、その脚の速さは比較できない程のレベルでした。しかし入団後数年間は、その俊足の割には、盗塁技術が未熟で結構失敗が多かったものです。その後盗塁のコツを掴んだのでしょうか、3年連続盗塁のタイトルを獲得するなど、抜群の俊足を十分に活かせる選手になりました。又その比類なき俊足は、守備でも十分に活かし、守備範囲の広さは史上最高クラスであり、更に守備勘も素晴らし、度々アクロバチックな捕球を見せ、観客を唸らせたものです。肩はもの凄いと言う程のレベルではありませんでしたが、平均以上の強さを持っていました。ゴールデングラブを5回受賞していますが、些か回数が少ない様な気がする程の守備力でした。
通算成績 1628試合 1146安打 0.269 58本塁打 375打点 327盗塁
通算成績 1628試合 1146安打 0.269 58本塁打 375打点 327盗塁