昭和60年から平成2年まで、ロッテオリオンズで活躍した右腕投手です。非常に腰のタメが良く、更に腰の捻りも十分な横手から繰り出される威力ある速球と、切れ味鋭いシンカーを主な武器として三振の取れる投手でした。球速は横手投げの投手としては、かなり速い方だったでしょう。しかし本当に大活躍したと言えるのは昭和63年の僅か一シーズンのみでしょう。勝ち星は10勝とは言え、イニング数203.2を上回る204個の三振を奪っています。右投手としては、初めてイニング数以上の三振を奪った投手でした。翌年肩を痛め、活躍出来ないまま現役を退きました。その後、彼の名前を強盗殺人の犯人として聞くとは夢にも思いませんでした。しかし短い期間の活躍とは言え、彼のバネの利いた投球は忘れる事は出来ない程素晴らしいものでした。
通算成績 132試合 26勝21敗 防御率 4.12 460奪三振
通算成績 132試合 26勝21敗 防御率 4.12 460奪三振