昭和55年から平成9年まで、広島カープ、中日ドラゴンズ、ロッテマリーンズ、阪神タイガースで活躍した左投左打の外野手です。イメージとしては広島カープ時代が一番に浮かぶ選手です。まず最初に彼を見て驚いたのは、公称170cm,81kgという豆タンクの様な体型にも拘わらず、非常に脚が速いという事でした。特に一塁に駆け込む時の速さは、かなり印象に残っています。又打撃も素晴らしく、脚が短いせいもあるでしょうが、スタンス幅の狭い打撃フォームで、やや窮屈さを感じさせ、その為か長打力には欠けましたが、ミートポイントは正確で頼りになる打者でした。守備もその俊足を活かし広い守備範囲を誇っていましたが、肩は決して強くはなかったと思います。又その俊足の割に盗塁数もあまり伸びず、盗塁成功率も決して高くはありませんでした。最近多いスタイルの良い選手とは正反対のタイプですが、妙に印象深い選手の一人でした。
通算成績 1477試合 1091安打 0.271 107本塁打 448打点 94盗塁
通算成績 1477試合 1091安打 0.271 107本塁打 448打点 94盗塁