3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

球速自慢の投手達(3)

2008-05-02 22:32:56 | Weblog
マサカリ投法の村田兆冶は、自著で全盛期のストレートの球速は常時155kmを超えていたであろうと記しています。58歳の今にして尚、140km前後の球速を誇る彼の事なので、あながち嘘ではないかと思いますが、常時155kmは多少疑問を感じざるを得ません。現役メジャーリーガーでも、ストレートの平均球速が155kmを超える投手は殆どいません。最近では2006年のジョエルズマヤの98.6マイル(158.6km)がストレートの平均の速さでは、最速かと思います。村田兆冶の場合、多分好調時には155kmを超えていたのでしょうが、平均球速ではそれより、ある程度落ちるのかと思います。クローザーとして日米で大活躍した、佐々木主浩も、平成2年大洋ホエールズ入団時、同じく新人の中日ドラゴンズ与田剛と先発として投げ合った試合の後、与田剛より球は速かったでしょう?と言う旨の発言をしています。しかし現実はスピードガンの数字、及び見た目の感覚でも、球速に関しては与田剛の方が上かと感じたものです。