3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

木次文夫

2008-05-04 21:30:18 | Weblog
昭和35年から37年まで、読売ジャイアンツ、国鉄スワローズに在籍した右投右打の一塁手です。早稲田大学で通算7本の本塁打を放ち、かなりの期待をされて入団したのですが、素人目にも、プロでは全く通用しないだろうと一目で解る程のレベルでした。183cm,81kgと当時としてはかなりの大型選手でしたが、本当に下半身の弱さのみが目立つ選手でした。もっと言えば、何故、当時決してレベルの低くない東京六大学で7本も本塁打を打てたのかと思ったものです。後に王貞治を発奮させる為に取ったとか、色々な記事を見かけますが、少なくとも、首脳陣はキャンプの段階でその実力に気付ていたと思います。それ程彼の下半身の固さ、弱さは後に同じく読売に入団する堀田明を見るまで最低のものでした。当然の如く下記の様な通算成績に終わりましたが、54打数23三振と凄い被三振率を残しています。



通算成績   59試合   5安打    0.093 0本塁打    2打点