2リーグ制以降のパリーグの首位打者獲得選手の、3割到達回数を調べてみました。以前に紹介しました吉岡悟選手を除いて、他全選手が複数回記録しています。吉岡選手には酷な言い方ですが、矢張り彼は首位打者を獲得する器ではないと思います。逆に現在、メジャーアストロズに在籍する、松井稼頭央選手は、7年連続3割をマークするという、素晴らしい成績を残しながら1度も、獲得できていません。又ほぼ同時期に、イチローの存在もあったかも知れませんが、私の知る限り首位打者争いの経験も有りません。7年連続しての3割到達でタイトルなしというのも、意外と珍しい記録かと思います。更に2000本以上の安打を記録した門田博光は3割以上9回、土井正博も7回、世界の盗塁央福本豊も7回、八百長行為のせいか、1963安打に留まった小玉明利も6回記録しながら首位打者を獲得できていません。いずれも素晴らしい打撃の持ち主でしたが、同時期のライバル等、不運と言う事でしょう。