本校では、給食週間に合わせて、全校で野菜の絵を描く。
だいたいどのクラスでも、絵手紙ににしている。
私も、担任からたのまれて絵手紙に取り組んだ。
まず、よく見て下書きをする。
多分こうだろうと、よく見ないで描いている子には、
「私にはこう見えるよ。」と、目の前で私も描いて見せ、
ほら、ここは尖っていて、ここはカーブしていて....
子供たちは漫画が大好き。
丸投げすると、漫画でいつも描いている漫画チックな野菜になる。
せっかく、目の前に自分の持ってきた野菜がある。
じっくり見る。とことん見る。
それが、あとから書き入れる絵手紙の言葉にもつながってくる。
いよいよ、色を塗る。
「まず、一度全部黄色で塗ります。」
「野菜は、太陽の光をいっぱい浴びて育つでしょ。だから栄養があるよね。」
「だから目には見えないかも知れないけれど、野菜の中には太陽の光の色が隠れているんだよ。」
と、まず全体に黄色を入れる。
黄色が乾いたら、三原色で野菜の色を作っていく。
線をふまないように塗っていく。
すると、その上から塗った色が、瑞々しくなっていく。
早くできた子供たちが、野菜の下に影を入れたがった。
そこで、「影を青で入れてみると、野菜の色がひきたつよ」
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