ここ数年担任を離れ、級外として子どもたちと向き合っている。
時々無性に、自分のクラスを持ちたいと思うことがある。
そんなときは、当時の写真ををひもといてみる。
思ったようにならずに悲しんだり、憤慨したり、行き詰まったりの毎日であり、
日々子どもたちと格闘していた毎日だったはずなのに
どの子どもたちの表情にも、引きつけられるものがある。
よく教育の目標やお題目に
「きらきら」とか「生き生き」とか「だれもが」とか「自ら進んで」という言葉が入っている。
キラキラした表情ってどんな表情だろう
生き生きした子どもってどんな子どもだろう
だれもにでも「できた」って満足させられたらどんなにいいだろう。
自ら進んで行動する子どもたちのクラスは、
きっと澄み切った空気に満たされているのだろう。
などと、写真を見ながら考える。
永遠の目標である。