トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

丸太の巣房「Bee ハウス」

2022-08-20 | 小父のお隣さん
 今期初めに大層意気込んでBee ホテル2棟と蜂満荘2棟を作り地元企業敷地内とトンボ池横に設置したのだが今のところ使用する気配がない。どういう理由なのか知る由もないのだがおしなべて「新築物件」への入居が悪いのだ。その上、小生期待の「セレブ物件」としての新築丸太一本建てマンションは蜂よりアリ様好みの様で房内へ土の細粒を運んだりしておる。全く持って「アリャー!」と言うしかない顛末になった。

 「新築物件は使用したがらない」傾向は承知で「蜂満総社」の松ポックリを外した空間に竹の稈を詰めた部分も利用せず西隣りの旧来の稈には入居者が群れているのだ。
 ゆえに今期、これから新たな「bee ホテル」を設置したとしても入居の見通しは無いのだが「風化」の助けが必要な事なので来季の入居募集用にこの夏に新設する事にした。既設のBee ホテルは撤去する予定はないものの、同じ丸太材でもクラシカルな伝統的な丸太の木口に孔を開け巣房とするタイプにする。

 その材は春に夜間演劇祭で使った丸太椅子のリサイクルで賄えば容易なので至近の場所からマキ材の丸太を調達して長さを30cmとやや短くし自宅まで搬入し易くし皮も剝いたのだ。巣房は木口両端に穿孔せず片側だけでである。経験値から日照のある方向のみ利用して日陰の方向は利用しないのが明確だったからに他ならない。
 自宅で加工するのは電気ドリルでの穿孔作業に時間が必要なのであって、拠点道具小屋でも発電機で電ドル作業は可能なのだが一回では終わりそうも無いし、発電機より電灯線から電力を得た方がパワーがあり電気ドリルに負荷が少なく作業が楽である。

 この日、朝から台風の影響で降ったり止んだりと安定しない。そうだろうと暇つぶしに自宅持ち込み作業としたけれどベランダ下の雨宿りでは雨脚が強くなれば飛沫で濡れそぼる。その度にリビングに引っ込み雨宿り。そんな切れ切れの作業でもお八つの時間には何とか終了したのだった。
 ドリルの長さは160mmの10φを使用した。この長さになると数回は引き抜いて切り屑を排出しないと中で圧縮されドリルを引き抜く事も出来なくなる。切り粉を排出させつつ、ひとつ穿孔するたびに木口に溜まった切り粉を箒で払落しまた穴開けする事の繰り返しだ。一面完了させるのに1時間を要して都合2時間の作業と計算上はなるけれど雨脚による中断と押し込む掌の痛みでしばしば休息で3~4時間は要した格好だ。
 それでも木工ドリルを使用した事で穿孔は深く出来たのだ。金工ドリルではこの半分強の深さでしかない。これで雨が止めば据え付けが可能になったが翌日は台風の上陸予報だし、早くても台風通過後の晴れ間になる。

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 丸太の積み上げだけで済まそうかとも思ったけれどベニア板があったから片流れの屋根を付けた。最初は切妻にするつもりだったものの「簡単」にした手抜き作業である。隣りの蜂満神社は梁材で作ったが最初の作でもあり腐食が目立つようになったので数年のうちにはこの丸太ハウスにとってかわるだろう。
 再記になるが経験値から新設だと巣房として利用しない確率が高いので今期は劣化させる期間である。

トンボ池の減水

2022-08-19 | 水辺環境の保全
 トンボ池が減水している。供給は通常通りなので漏水にその原因があるのは判りきった事なのだが「その箇所」が曖昧なのである。恐らく何時も漏水部となっているオーバーフロー部のパイプ周りにトンネルが出来ていると想像しているのだが、この猛暑下では土木は差し控えたい。

 今まででも漏水は通水菅の周囲に沿って発生する事が普通で、周囲の鎮圧不足だけでなく塩ビ管の外周が不透壁となるので水のストレスは常時かかるしイモリやサワガニなどの生物侵食も発生し易い場所になる。結果として漏水部となるのは経験則からも普通の事なのだ。護岸木の下側に手を入れてみれば奥行きのある空間が存在しているので間違いないのだが、ここに粘土などを詰めても一時しのぎであって、ある程度の耐久性を持たせるためには二段の護岸木を外して基盤層から鎮圧しなければならない。この猛暑下では着手したくはない作業で、とりあえず場所の確認のために沈泥部から土砂を運んで護岸木に沿って盛ってみた。

 一晩、様子をみて水位が回復していれば「確定」で否が応でも根治作業を施さない訳にはいかない。寝しなにつらつら考えたのは「古い座布団の綿を詰め込む」事で漏水部の侵食を防ごうとする案なのだが、それはそれとしてまずは場所の確認からである。
 池に入っての作業中、繁茂著しい藻の中に多くの大型のヤゴがいた。結構な密度に思えたから祝着至極には違いないものの、一方で干上がってしまえば全て絶たれる事になる。やはり水商売・自転車操業は止められないのであって、これも自ら招いた業の輪廻なのであろうぞ。

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真夏日の吸水行動

2022-08-18 | 小父のお隣さん
 送水量の測定に吐水口まで行った。林道途中の鳥の糞にアゲハが4頭群がっている。昔は絞り水に二桁5種程度も集まっていたものだがこの頃では4頭でさえ「多いなあ!」と思わざるを得ないのだ。この時はカラスアゲハとモンキアゲハの2頭ずつである。見かけるのは圧倒的にカラスアゲハが多いのだが以前はアオスジアゲハなども群れでいたような記憶がある。最近ではアオスジアゲハの吸水は見ていない。

          

※ 「クロアゲハ」の指摘を頂いたのだが小生、ナミアゲハとキアゲハ、カラスアゲハとクロアゲハの区別が良く分からない。大型チョウの生息は片手程度なので判別容易と思える向きもあろうが「見ているだけでは見えない事」は多々ある。トンボでもポピュラーなシオカラトンボやオオシオカラトンボなどは苦労はしないもののアカトンボ系やヤンマ型となると落第点である。

断水復旧2日目

2022-08-18 | 小父のお隣さん
 連続しての猛暑日予報なので少しでも気温が低い時間帯で作業を終えたいから少し早めに出発した。隣り沢の入り口付近、管路最低部の排砂バルブを確認したが開けたまま一晩放置していても通水なしなので強制排砂の出番間違いなしなのだが連続降雨量が多かった事で管内の砂泥が圧縮されているとポンプの水圧で管路の半分だけとは言え排砂できない可能性もあるから「そうなるとこの猛暑下では嫌だなあ!」の思いが高まる。塩ビ管の長さは40mなのでその継手を上部から1カ所毎に外して排砂通水を確認し繋ぐ、この作業を足場の悪い崖地や藪の中で18カ所も行わなくてはならない。もう、そうならない事だけが神頼みだ。

 重量20㎏のエンジンポンプとホース類を取水升まで河床を抱えて運ぶ。夏草も茂り足元が見えないと危ないから前日に歩くルートも刈り払い済みで、これは歩き易かった。いつも通り機材をセットしてエンジンポンプスタート。送水管内の砂泥の抵抗が不明なのでしばらくはアイドリング状態で軽く水圧をかけ続ける。一挙に圧力を上げれば排砂出来る前に送水ホースが破裂する。

 アイドリング圧送15分ほどで突然送水ホースの圧力が下がりヘコヘコし始めた。これで最低部の排砂バルブまでが通水出来た証である。少しだけエンジン出力を上げ10分後、徒歩で下流の排砂バルブまで行った。バルブからは濁っていない水がぼこぼこと排出されている。管内の空気玉が出て来るから脈動は仕方がない。
 排水させたまま吐水口方向へのバルブを全開し、そして排砂バルブをゆっくり閉鎖すれば水流は吐水口方向に移行する。このやり方を考えてからは一旦エンジンポンプを止めバルブ閉鎖に出向かなければならないと言う、一旦強制通水停止をせずに済むようになった。端的に言えば「余分な手間が減った」と言う事。往復15分程度だがその間も連続排砂通水が続いていると言う事が大きいのだ。

 ポンプに戻りやや圧力を上げて更に30分の強制通水で終了。撤退して吐水口での吐水量計測は流量が安定する翌日回しだ。翌朝の流量測定では毎分27リットルを得た。これはこの管路最大値と言って良い。見た目ではこの数字が出るとは思ってもいなかったのでまあ、祝着至極と言って良いが実態は「執着しごき」みたいなもんで「やらざるを得ない」。この送水が止まれば水域は干あがり水棲生物は全滅必死である。そうなれば必要なネットワークの一画「水域環境」が消失し、ひいてはフイールド環境の崩壊の序曲が始まる。やはり「命の母」は水なのであり重要度評価は常にAなのである。
 
 だからこそ人知れず汗をかくのだがかく汗は我が体液、かくして我が心身は水域に水が戻るたびに干からびていくのであった・・・。

今日のトンボ「リスアカネ」初見

2022-08-17 | 小父のお隣さん
 14日、リスアカネの初見、S先生が教えてくれなかったらマユタテアカネ程度の認識だった。撮影できていないからアップはしていないウスバキトンボの個体数は今年は多く感じる。里の青田の上の数も駐車場で舞う数も例年よりは多い、とは言っても個体数を数えている訳ではないので単なる感覚である。

 リスアカネを図鑑対照して「アカネ属」、ウスバキトンボは「ウスバキトンボ族」、今更ながら知った。翅端に黒褐色斑のあるタイプはいつもながら感情移入する。理由は分からないが魅かれる魅力があるのだ。

       

断水復旧は急務!

2022-08-17 | 水辺環境の保全
 台風の影響で48時間雨量が320mmを越えた。時間雨量で平均すれば7mm程度なので生活上の支障はないものの沢筋の水量はやはり多く、連続雨量で100mmを越えると送水管が詰まる事が多いのでまあ、悲観雨量であった。7月の21日にも強制排砂を実施したけれど断水した以上、復旧せねば水域が干上がる。

 この日は水源地の補修・整備と断水復旧のための排砂バルブの操作に隣り沢まで出向いての途中、送水管最低部部にある排砂バルブを開けてみたものの最初だけ濁水がドバドバと排出された後は排出無し。やはり管内に入った砂泥も断水の要因だ。
 取水地のあり様は出水量の大きさから流路が中央寄りに変わっていたが取水升への流路までは影響がなく流路の整備と堆積砂泥をまず排除した。取水升上部の笠型フイルターは見事に埋没していたけれど、その下にある取水升への砂泥堆積は思ったほどでなく縦型取水升中間部に設置された取水管口まで堆積は無かったから濁流による微粒子の流入から管内に沈殿堆積して詰まったという何時もの展開だ。フイルター穴径は6φなのでこれ以下の粒子は管内に流入できる。

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 猛暑日の予報だったからエンジンポンプによる強制排砂は翌日回しにしたが途中の排砂バルブは開いたままにし一晩放置して幸運なら朝までに自然通水する可能性を期待する。

 先月、エンジンポンプを運ぶのに林道の終点までバックで進入したのだが夏草が生い茂り路肩の位置が分からない。それでも林道と思われる草地をバックで進入はやはり危ない。もう少しで路肩を外れるところだった。外れれば沢に転落間違いなしなので翌日のバック進入に備え大鎌で走行幅を刈り払っておいた。これなら少しは安全性が高まる。
 この日の最高気温は予報より高い35,4℃で翌日は36℃台の予報だ。断水復旧は待ったなしとなった。

アオオビハエトリグモ

2022-08-16 | 小父のお隣さん
 Bee 団地の東側に今期設えたHotel Bee Beetton はすっかりアリに占拠されてしまい Hotel Ant になってしまった。その状況をS先生に説明していた時「これは珍しい!アオオビハエトリグモがいる!」とS先生がタワーに顔を近づけた。指さす先に体長10mmほどのクモが居てアリの蛹や卵を咥えているではないか。

 それこそ「ヘェー」なのだったが撮影した時には食べた後だった。先生曰く「これは珍しいハエトリグモでアリを食べるのです」との事。蟻塚のシロアリなどを食べるアリクイは知っているけれど本邦にもアリを食べる生物がいるとは思っても見なかった。
 このクモにしてみれば蟻塚ならぬアリタワーでのアリの巣はさしずめ食べ放題の無料露店が並んでいるような物だろう。巣房は10センチ程度の深さなので卵や蛹を捕獲するに面倒は無い。このタワー式のBee ホテルを設置したからこそアオオビハエトリグモに出会えた訳なので人生、何が幸いするか分からんものである。

 このBee 団地として設置した東側にコナラの根っこが転がしてあるのだが、あろうことかここにスズメバチが営巣してしまった。丸太のホテルから巣穴まで距離にして50cmだ。今のところホテル周りで動いていても警戒行動を起こさないけれどハチ団地にスズメバチが営巣するとは名実ともにハチ団地である、何て悠長な事は言ってはいられない。被害者が出ないうちに撤去だ。

  

分け入って刈る条刈り

2022-08-16 | 今日は真面目に
 トンボ池の東側草地が茫茫になってきた。このまま草紅葉まで維持したいけれど「管理放棄地」とみなされ全草刈り払いの憂き目を避けるために条刈りを実施した。
 写真では分からないが南北に三条の刈り払いを施し、中央部にあるノアザミとイヌガラシの囲い外側も刈り進めて位置を刈りだしたのだ。これで「管理放棄地」とみなされる危険は減って「管理豊吉」の結果はとりあえずご安泰である。
 里山保全の手法として「生物生産緑地」なんてコンセプトやビジョンなどは小生以外に興味や関心のある領域ではないし、選択的刈り払いさえ導入できない現実では自らの労力だけが頼りなのだ。

 試験的に全く刈り払わないでスポット除草で植生維持をしてみたいけれど草丈が伸び、範囲が広がると再び勢力を盛り返しつつある威之志士様の跋扈蹂躙が始り、良き塒、お休み処・潜み処を提供してしまう事に繋がるから高刈りや条刈りなどの手練手管は欠かせない。

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 場所は変るが自宅周辺はすっかり宅地になり土手の法面しか草地が無い。まだ空き地があった当時は夏ともなればキリギリスやクツワムシ、コオロギ、スズムシなどの虫の音が楽しめたものの現在はすっかり影を潜めてしまった。もう少しすればアオマツムシが鳴くのだろうが、いかにも大陸的で情感を感じない。翻って遅くまで鳴くカネタタキはいかにも寂しすぎる。
 そんな事から我が家の周囲、どうせお化け苫屋寸前なので庭に鳴く虫を復活させたくてコオロギとスズムシを放虫しようと目論見中だ。鈴虫はS先生が分けてくださると言うからコオロギをゲットする算段をしなければならない。まあ、狭い敷地だから放された虫たちにはゲットーになってしまう恐れもあるか・・・。

今日のエッ!品「3,3,3 フォカッチャ」

2022-08-15 | 何よりの楽しみ
 熱中症警戒アラートが収まり少しは涼しくなったものの小雨模様でフイールドはお休み。指折り数えてみればワクチン接種後の「炎症性サイトカイン放出」を少しでも少なくするには「発汗するような活動」と「心拍数を上げる活動」は禁忌だと知って、それも一週間程度は必要な期間ともあったから「いい子いい子」していたものの現実は「熱中症警戒アラート発令中」と重なって丁度良かったと思えばそうなのだ。
 録りためた洋画と読書で時間つぶしをしてみたけれど連日では三日が限度で、それでも33℃前後が続く真夏日は辛抱していたもののさすがに外出できない30℃の真夏日ともなると動きたくなる。

 予報では30℃だったこの日、明け方までの小雨がまだパラつくようではフイールドはお休み。日差しも無い薄暗い日中はコックリさんに襲われてしまうからとはったい粉で遊ぶ事にしたのだった。このところの注目点は「多様な材料で構成する」事で、今回も下記のようなレシピにしてみた。
 いつもの事ながら準備万端で開始する訳でも無いから「牛乳無し」なので脱脂粉乳と湯でまかない「ハーブ塩」が見当たらず「ヒマラヤピンク岩塩」と「アジシオ」を併用した。まあ早い話「残り物で間に合わせ」なのだった。タイトルの「3,3,3 」は粉材を1/3づつ合わせた事に由来するのだが正確には「1,1,1 」だろう。後から思ったのは「3,3,3 」ではオカルト映画の数字に思えるのだけれど、どちらにしろ怖ろしいレシピには違いない。

            強力粉       50g
            はったい粉     50g
            きな粉       50g
            スキムミルク    140ml  (脱脂粉乳大匙2杯半+湯140ml)
            バター       12g
            ドライイースト    4g  (8g加えたかったがストック無し)
            塩          2g
            キビ糖       15g
            オリーブ油    小さじ3

            打ち粉、ハーブ塩代わりの岩塩とアジシオ適量

 スキムミルクにバターを加え溶かしてからイースト菌を投入し砂糖・塩・粉の順で投入する。撹拌は菜箸で簡単に固める程度で押さえてからレンジで刺激を与えて一次発酵開始。15分ほどで平たく伸ばし更に二次発酵させてから窪みを作りオリーブ油を塗付し岩塩とアジシオを振り200℃10分で焼いた。

 はったい粉もきな粉も発酵させても膨張はしないのは承知だったのだが1/3は強力粉なので少しは反映すると言う甘い期待は的外れで「固まらない固まらない何時ものはったい粉」入り、となったのである。撹拌中からきな粉風味なのかはったい粉風味なのか判然としない香りがしていたものの「いい香り」ではある。豆にしろ麦にしろ炒った香りが前面に出ているので当たり前か…。
 粘性が無いから膨らまないしステック状で片持ちすれば容易に折れてしまう性状なのだが十二分に食べられる美味しさはあった。前回作った「はったい粉の小豆クッキー」より食べやすい。この「食べやすい」と言うのは量を摂れると言う事で、クッキーの方はお茶うけ用、今回の「フォカッチャもどき」は主食でも小腹が減った時でも収まってしまう感じに出来上がった。これは「クッキー仕様」と「パン仕様」の違いのなせる業なのだろう。

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 いつもの爺我自賛ではあるけれど「強力粉」だけのフォカッチャよりも摂取する食品成分はダントツに豊かなはず。ゴマも入れ更に豊富にしようと考えたのだけれど、今回は「粉もん」だけで作ってみたのだ。でもやっぱり「多様な食材を頂く」アレンジレシピは面白い。
 「〇〇殺すに刃物は要らぬ。雨の三日も降れば良い」の言葉通りの雨降りお憑きさんやカンカン日照りさんでは在宅していても庭の草取りも出来ないし、かといって粉塵や切り屑を出す木工工作も禁忌で、結局はクッキングGGとならざるも得ないのだった。

 しかし近年では「コロナ三期も来ればよい」になってしまったが金と票にだけ血眼になるお偉いさんばかりが目立って喫緊の課題「コロナの審議」すらせず何時なったら「愁眉を開く」事に至るのやら。それまで命と健康を繋ぐとしても年金は下がるし物価は上がるし、頭皮に三桁の数字を隠している鵺殿の方々、何をやっても馬耳東風・蛙の面に小便の面々には手立てを思う事さえないだろう。民草から見ればまさしく「追剥に追い銭」「口からシャボン玉」の手太楽だ。エチゴサッテモウシタモウシタ。




セイボウを撮った

2022-08-14 | 小父のお隣さん
 二日間で340mmの降雨を記録した8号台風の影響で取水升が土砂に埋もれて断水になってしまった。「当然そうなる!」雨量だから驚きもしないのだが34℃台の日々ではエンジンポンプを抱えて運ぶのは嫌だなあ。

 それはともかく、そんな気分を払拭してくれたのがセイボウだった。今期初見でも無いけれど撮影は「漸く出来た!」のである。もう一種、大型のセイボウも居ても良いのにとS先生はおっしゃるのだがまだ初記録も無いのである。セイボウを見ると「幸せがある」と言われるけれど、さしずめ小生には水源地で断水解消作業がそれなのだろう。断水が解消すれば結果的に水棲生物には「幸せ」となるY。
 「風が吹けば桶屋が儲かる」は古い諺だか「水が止まればお爺が汗かく」は小生の現実!。生まれも育ちも雅な米作百姓出身では「お約束」みたいな水商売ではある。セイボウとは全く関係がなかった・・・。まあ、生来「ボーッ」としてるもんでしょうもない。

     

*明けの月吸うなお爺の精魂を

2022-08-14 | 小人閑居して憮然
              付けて寝てまた痒み止め寝もやらず

              足裏に蚊の一刺しで悶え痒

              瞬く間陰茎のごと蚊は太り

              蚊の羽音覚醒のたびクソと言い

              剃髪をした夜に頭頂夜這い蚊よ

              蚊は黒く月を背にして網戸なり

              十字架もニンニクも駄目モスキート

二つ池の刈り払い

2022-08-13 | 今日は真面目に
 天誅を加えなければならない植物は別として「生物生産緑地」としてのコンセプトからは全草刈り払いは選択肢にない。しかし「夏草や兵どもの夢の跡」ならぬ「夏草やイノシシ呼ぶよ草の丈」となる環境下では対処が必要になる。豚熱の流行で封獣後に繁殖に繁殖したイノブタも一時はなりを潜めたものの、またゾロと無人カメラに姿を認められるようになってきた。
 そんな事で辺縁部のセイタカアワダチソウとススキなどの高生種繁茂部分は刈り払いしたものの二つ池脇が残っていた。下棚の棚田部への侵入痕跡は確認できないものの二つ池脇の草叢には分け入って草を踏み分けた部分が見られる。小生以外に立ち入る人はいないから獣の踏み跡と思って差し支えないのだ。猪だと言う確認はせずとも予防的刈り払いで池の周りだけ刈り払わずに平坦部だけ高刈りをした。
 草丈30cm程度なのでカエルやヘビが移動する時に姿を露出せずに済む高さで草食昆虫は周辺に散じれば良いのだ。この高刈りで姿を隠せる草丈は無くなったので少しは抑制効果があるだろう。

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*寝待ち月吸うなお爺の残り血を

2022-08-12 | 小人閑居して憮然
               ウフフーン寝ては嫌よと寄る蚊なり

               掻きむしる快感に酔う熱帯夜

               上喜撰飲まずも眠れぬ掻くばかり

               足の裏蚊に喰われれば死ぬ思い

               スプレーの噴射でコロリざまあみろ

               指先で蚊を念入いりにすり潰し

今日のトンボ「マユタテアカネの翅端斑」

2022-08-11 | 今日は真面目に
 視線の先にたまたま存在していたから撮影できたのだが小生、この翅端斑のあるタイプがどう言う訳か愛着がある。年甲斐もなく「可愛い!」と見えてしまうのだ。自分で言うのも馬鹿馬鹿しいけれどいわゆる「変態」の末席に連なる感覚ではないかと妄想しつつ「もうよそう!」とは決して思わない好みなのである。

 同定が苦手、童貞はとうの昔に失ったけれどこの頃ようやくマユタテアカネのテネラルは分かるようになってきた。以前、このタイプを見ると「新種か!」と想うか「どの種だろうか?」と全く腰が据わらなかったのである。
 今回「赤くはないけどマユタテアカネ」と確信を持ったけれど頭部前面から撮影し「豚花模様」を確認、ホッとしたのだ。まあ、この頃は毎日がホットで、ホッとする暇もなかったから熱中症警戒アラート発令中のちょっとした涼やかさを感じた翅端斑なのである。

  

便性祝々、朝 厠へ渡す…

2022-08-11 | 感じるままの回り道
 嘘もホウ!便。医学的根拠はどうだかコマーシャルに添えられるやっと読める活字の一文「個人の感想です」や「イメージ」なんて但し書きほど人を喰った話は無いだろう。それこそ針小棒大、羊頭狗肉の類いではないか。その末席に連なるのが本投稿ではあるけれど、まさしく「個人の感想」そのもので「イメージ」は入ってはいないのだ。何故かと言えば「出した」物について記するからである。

 慣習に従えば「尾籠な話で恐縮ですが・・・」を冒頭に付与すべき内容だけれどタイトルだけで内容は明確なのだから、そこでスルーするのは容易な事だ。まあ、書いてアップするほどの内容では「無い」のは百も承知だけれど何せ連続して「熱中症警戒アラート」発令で最高気温も34℃あたりを上下している現況では活動も限られ、いきおい書くべき内容を欠いてしまう今日この頃なのである。

 外泊しない限りは毎朝のお勤めに支障はないけれど「はったい粉」で悪戯をするようになって気が付いた事がある。改めて言う事でもないものの「個人の気付き」の範疇だし症例評価された事でも無いのはお断りせざるを得ないのだが、ともかく「容易に済む」のである。
 植物性繊維質を多く含む食品は多々あろうけれど「もち麦」にしても「玄米」にしてもそうそう連続して摂取できるほどの魅力は無いのであって今回、はったい粉でパンやらクッキーやらを作りお茶うけや口寂しい時に1~2枚摘まんでいる中で気づいた事なのだ。

 改めて写真を見て想った「ビフォーアフター」全く同じでないかい!てなもんや三度笠。