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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



大阪府の橋下新知事が当選翌日に出演したテレビ番組のビデオを見た。
朝日放送の「ムーブ」という番組で、橋下知事がコメンテーターとして出演していた番組だ。

当選直後からテレビに出まくりの知事を待ち受けていたのは「元同僚」のコメンテーター、勝谷誠彦、宮崎哲弥。
歯に衣着せぬ発言で人気のあるこの人たちの中でもはや公人の橋下知事も一種たじたじの模様だった。
もっとも、橋下知事のテレビ出演はこのムーブ(ビデオを貸してくださった船長さんには悪いのですが)よりも先週のNHKの特番の方が面白かった。

仕事が遅くなり最後の部分しか見られなかったが、それでも、
「住民投票なんて私はやりませんね。住民投票やらなきゃ何も決められないような政治家はダメだと思うんですよ」
とデッカイ声で平松大阪市長に向かって話していた。
「おおおお、なかなか言うやないか。」
と感心した。
でも、こんなのは序の口。
番組の冒頭で司会の女性アナウンサーの「30分遅刻されました」発言に噛みついて、「公務で遅れるって言ったでしょ。NHKのインサイダー取引の調査もいつまでかかってるんですか」と反撃したのだと言う。
私は一番の見せ場を見逃したことを悔しく思ったのは言うまでもない。

ところで、前述のムーブでは橋下知事が主人公だったが、橋下知事の話より面白かった(これも貸してくださった船長さんにはスンマセンが)のが日本旅行の名物添乗員・平田進也についてのレポートだった。

平田進也さん。
カリスマツアーコンダクター。

私は旅好きだが団体旅行は大嫌いなので添乗員が付いているような旅をする機会はほとんどない。
しかしもし団体旅行をするのならこの人の先導で是非旅してみたい(但し一回だけ)というのが平田さんのツアーなのだ。
なんといっても毎日放送ラジオなどでは「平田進也と行く天橋立一泊二日ツアー」という具合に添乗員が人気タレント扱いになっているくらいなのだ。

その人気の秘密は「しゃべくり」と「宴会芸(女装)」。
関西趣味の大ハチャメチャ芸が人びとの心を掴んでいるのだ。

その関西趣味の平田進也が初めて東京のお客さんを連れて一泊二日のツアーにでた、というのをレポートしたのが同番組だった。
果たして関西の素人芸が関東で通じるのか。
ドキドキワクワクして私はレポートを楽しんだ。

ということで、橋下知事をも飲み込む名物添乗員。
日本旅行の平田進也さんはホント凄いとつくづく思うのであった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
気遣いご無用 (船長@ムーブウォッチャー)
2008-02-14 08:19:30
平田さんのレポートも面白かったでしょ?
彼の人気は、徹底した顧客第一主義・サービス精神・関西式お笑い芸(?)に因があるかと思いますが、このレポートで興味深かったのは、東京の客には彼のサービスが最初通じなかったこと。
管理人さんも東京人とは付き合いが多いでしょうから「最初からそんな濃い芸風では客が引くで」と画面にツッコみながらレポートをご覧になったのではないでしょうか?
で、昨日のMBSラジオでは平田さん本人が「コンちゃんと行くオーロラツアー」の募集をやってました。ご希望の方はコチラ
http://www.nta.co.jp/kansai/mtc/images/pdf/kaigai/07/gai_0020.pdf
 
 
 
こんちゃんツアー、高過ぎ。 (監督@平田さんファン)
2008-02-14 23:11:53
いや~。
面白かったです。
東京に限らず関西以外の人には「いきなりの濃い接し方」は通用しませんよね。
なにか「奇異なもの」を見られるような視線を投げ掛けられます。
私も社内のセミナーなどで関西風ギャグを言って滑ったことがあり、平田さんの苦労が偲ばれました。

ところで、こんちゃんツアー。
高過ぎです。
ほとんど40万円の北欧ツアーは行く気がしません。
ケチい話ですが、この40万円の中にこんちゃんの旅費が含まれていると思うと、やっぱり........です。

北欧。
私なら予算は20万円ちゅうところですね。
 
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