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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



いよいよ平成17年ともおさらばだ。
また会うことは二度とない。
当たり前だが。
ともかく本年最後のとりがらブログ。
今年見た映画や書籍をランク付けしておいてみたい。

で、勝手に決めました「とりがらベストテン!」にするとちょっと多いので「ベストファイブ!」
まずは映画から。

今年の最大の話題作といえばスターウォーズ・エピソード3だった。
このシリーズ。回を重ねるほどストーリーが複雑になってしまい、ある意味オタク向けメロドラマの感があったのも否めない。
否めないが特撮やアクションはさすがに第1級。
私もアクションを見たさに二回も映画館に足を運ぶという近ごろでは珍しい行動にでた。
ただ二回見たからといって今年度のベストワンかというとそうではない。
私が今年見た映画43本(劇場29本、ビデオ14本)のベストファイブは以下の通り。

1位 フェーンチャン
2位 アイランド
3位 Ray
4位 月のひつじ
5位 男たちの大和

書籍もマンガと雑誌を除くと50冊ほど読了した。
ここ数年つづいていた沢木耕太郎のノンフェクション全集がついに完結。各巻末尾に収録されていたナインメモリーもなかなか良かった。
沢木耕太郎といえば新刊「凍」も読みごたえがあった。
この人の作品はどのような題材でも、丁寧な取材と分りやすい文体でどんどん惹き込まれて行く強力な魅力がある。
次回作も期待するところだ。
最もユニークに感じたのは「問題な日本語」という日本語ブーム(なぜか国語ブームといわない)に乗っかって出版された一冊で「ご注文は以上でよかったでしょうか」とか「こちらきつねうどんになります」といった、どうも気になって仕方がない街角の言葉を拾い上げ、分かりやすい言葉とマンガで学術的に分析しているところが面白い。
先日この本の続編が出版されたがまだ読んでいないので年明け後に是非喚んでみたいと思っている。
で、今年読んだ書籍58冊(初読49冊、再読9冊)のベストファイブは以下の通り。

1位 大仏破壊
2位 アマゾンドットコムの光と影
3位 七歳の捕虜
4位 サマワの一番暑い日
5位 県庁の星

ホントは他にも面白い映画や書籍があり、甲乙つけにくいのが本心ではあるが、ともかく当とりがら・ブログとして年末の締めくくりも必要かな、と勝手に思って厳選した次第であります。

ということで、本年はホントにこの硬派か軟派か真面目なのか不真面目なのかよくわからない「とりがら時事放談」にお付き合いくださいまして、おおきに!(堀内孝雄風に読むこと)
来年もよろしくお願いします。

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