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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



鬱病、といっても絶好調の我がタイガースとは対照的な、試合にほとんど勝てない虚人の原監督の話ではない。

つい先月まで1年半ほどの間、私は本社勤務で営業部門を離れていた。
で、もどってみたら以前懇意にしていた得意先N社のUさんが鬱病で入院していることがわかったのだ。

よくテレビや雑誌では「鬱病」が特集としてが組まれていたりして現代病の代表のような取り上げられ方をしている。
仕事のストレスや家庭の不和を原因として鬱病を発症し、最悪の場合は自死に至るという。

私の大好きだった落語家の桂枝雀は鬱病を原因とする自殺をきっかけとして亡くなったが、まさか自分の知人が、それも親しくしていた得意先の営業マンが鬱病にかかっているとは。
とってもショックだった。

実のところ私もストレスに悩まされている。
「え、あんたがストレス?ウソでしょう」
とよく笑われるのだが、人は見かけによらぬもの。
そのストレスをきっかけに鬱病になるとも限らないのだ。

大学一年の時、ひどい五月病にさらされたことがあり、「あ、あの時って、ちょっとした鬱だったんだ」と今になっては思うことがある。
その時の特長は、現実からの逃避であり、行動よりも頭で考えることばかりであり、できることなら何もかも投げ捨てて、どこか外国にでも行ってしまいたい衝動に駆られていた。
今の私なら、外国に行きたい衝動にかられたら、すぐさまチケットを購入し、仕事をサボってタイのホアヒンビーチやミャンマーのグウェーサンビーチや泉南のピチピチビーチに行くところなのだが、少年の頃の私はなぜか中年になった今よりも行動力に乏しく、ただただ「ウウウウウウウウ~」となっていただけなのだった。

ということで、流行の鬱病。
かなり注意が必要だと思ったのであった。

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