とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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地球温暖化ガスを50年で半減は確実かも

2008年07月08日 19時39分08秒 | 政治
迷惑しごくなサミットが開催されている。
正直、こういうイベントはどこかよその国でやっていただきたいものだが、人の話によると「とっても名誉なこと」なのだそうで、メジャーな我が国が「ちょっと、めんどくさいんで辞退します」とは言えないそうだ。

その迷惑しごくのサミットで、アホな決議が下された。

「温暖化ガスを50年で半減する」

だいたい、温暖化ガス発生の原因である化石燃料が向こう半世紀も持つかどうか大いに疑問だ。

先日「地球最後のオイルショック(新潮選書)」を読んでから、化石燃料についてロクなことを想像しなくなってしまった。
石油はもうピークを迎えており、これからは減産あるのみ。
天然ガスは各国で取り合い。
メタンハイドレートに手を出して今より深刻な環境破壊を警戒して戦争開始。
土地を持った農民に「米、分けてくだされ」と終戦食後の闇の買い出しの再開。
ほんと悲惨なことばかりだ。

ということで、50年経つ前に燃やすものが無くなるので、温暖化ガスの削減は確実なのかもわからない。

それにしても、50年後生きてる人、一人もおらんやん。
サミットメンバーに。
ほんま、無責任。