とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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「アース」の思い出

2008年01月21日 05時41分12秒 | 音楽・演劇・演芸
ディスカバリーチャンネルの映画版みたいな作品「アース」。
私は未だ見ていないし、今のところ見に行く予定もない。
上映中の映画館は結構混んでいるらしく、自然もの作品は三年ほど前に公開された「皇帝ペンギン」「WATARIDORI」以来、ヒットするジャンルになっているようだ。

ところで、題名の「アース」。

もっと適当な邦題は無かったのだろうか?

「アース」といえば殺虫剤の薬品会社を連想するのはもちろんのこと、ご年配の方々には「アース様」を連想してしまい「お、マグマ大使のリメイクか」と勘違いして見に行かないとも限らない。
それよりもなによりも、日本人に「アース」と言わせるのは止めた方がいいのではないかとも思えるのだ。

今から十数年前、英会話を習い始めてちょっと経過した頃、当時通っていたスクールの女性の先生が私に質問した。
「丸いものはなんですか?」
「.........アースです。」
と私は答えた。
その瞬間、その女性の先生は目をつり上げてこう言った。
「なんですって?」
「.........だから、丸いものはアースです。」
「ちょっと、失礼じゃないですか。」
「?」
「ここはスクールですよ。しかも私は女性。」
「アース、って言っちゃいけないんですか?日本語で『地球』のことですけど。」
「........?....」
「惑星。地球のことです。」
すると先生はプッと笑って、
「発音がよくありません」
とおっしゃった。

「Earth(地球)」

「ass(俗語で尻、またはアソコ)」

日本人には難しい発音だ。