とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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放送免許を取り消そう

2008年01月20日 12時44分58秒 | テレビ番組
「NHK職員がインサイダー取引」

先週の新聞に躍った見出しがまたもや視聴者を怒らせた。

バブル以来、世の中は金、金、金。
金に執着するあまりすっかり魅力のない社会になってしまった。
金がものをいう世界は大抵の場合モラルが崩壊しており、人間社会の基本が機能しなくなっている。

お隣の国、中国や韓国がそういう国になっているのは仕方がない。
しかし当の私たちの国がそうなっていては話にならない。

マスメディアは一個の権力として本来であればモラルを徹底し、社会に悪影響を及ばさないよう、また社会に利益をもたらすよう努力するのが義務でもあるはず。
ところが、国営放送からしてこのざまだから、国内社会がおかしくなるのも当然だ。

また、民放は民放で見苦しいバラエティ番組を放送し、そこに転がり込むスポンサー収益にあぐらをかいている。
その代表格がスピリチュアル。
霊媒師なんていう詐欺師とオカマのオッサンをゴールデンタイムに登場させ、テレビの画面を見せ物小屋にさせている。
展開される内容はモラルのかけらもまったくない。

報道番組を放送すれば情報を偏向させて悪用し。
バラエティーを流せば低俗で。
ドキュメンタリーを作れば創作だ。

こんな放送局に免許なんているのだろうか?

あ、ちなみにテレビコマーシャルによる市場経済効果ももはや不要。
テレビCMを流さなくても商品が売れることは、奇しくもパナソニックが証明済み。
ファンヒーターの注意CMしか流さなかった、その時に、プラズマテレビなどがジャンジャン売れたのが何よりの証拠だ。