7日(木)その1.わが家に来てから今日で2289日目を迎え、トランプ米大統領は5日、次期大統領を選出する連邦議会の手続きをめぐり「副大統領は不正に選ばれた選挙人を拒否する権限を持つ」とツイッターに書き込んだが、これはペンス副大統領に対しバイデン次期大統領の選出を妨害するよう促すものである というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプ支持者のご機嫌を取るか 民主主義を守るか ペンスの良心が問われている
昨日、夕食に「豚の生姜焼き」と「生野菜サラダ」を作りました 生姜焼きはちょっとマヨネーズを入れたら一段と美味しくなりました
昨日、池袋の東京芸術劇場コンサートホールで「芸劇ブランチコンサート・名曲リサイタル・サロン 第10回 篠崎史紀ヴァイオリン・リサイタル」を聴きました 公表されたプログラムは①クライスラー「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」、②モンティ「チャールダッシュ」、③ドヴォルザーク「ユーモレスク」、④マスネ「タイスの瞑想曲」ほかとなっています 演奏はヴァイオリン独奏=N響第1コンサートマスター・篠崎史紀、ピアノ=清水和音です
自席は1階N列24番、センターブロック右通路側です。会場は市松模様配置です
ピアノ伴奏の清水和音とともに、黒のロングコート風の衣装でバッチリ決めたマロこと篠崎史紀が颯爽と登場します クライスラーか と思いきや、「お正月」「日本の音楽」「尺八と琴」のキーワードでお馴染みの宮城道雄「春の海」が厳かに、かつ美しく演奏されました 演奏後のマロさんの解説によると、宮城道雄はドビュッシーが好きだったそうです そういえばこの曲、ドビュッシー風だと思いました また、マロさんが海外で公演をするときには、アンコールにこの曲を弾くよう要請されるそうです
次いで、フリッツ・クライスラー(1875ー1962)のヴァイオリン曲「美しきロスマリン」が軽快に、「愛の悲しみ」が哀愁を帯びて、「愛の喜び」が弾けるように演奏されました
ここでナビゲーターの八塩圭子さんが篠崎氏に「マロ」というニックネームの由来を訊ねました 篠崎氏によると、「小学生の時、図書館で江戸時代の版画の画集を観ている時に、片面に写楽の顔の絵が、もう片面に歌麿の顔の絵が載っていて、友だちが歌麿の絵を見て「お前にソックリだ」と言ったのが元になっている」とのことで、「その後、ウィーンに留学した時に、日本人にはミドルネームがなく、覚えやすい名前をということで、フミノリ・マロ・シノザキと表記し名乗るようになった ヨーロッパではシノザキよりもマロの方が通りが良い」とのことでした
次にクロード・ドビュッシー(1862ー1918)の「夢のあとに」、アントニン・ドヴォルザーク(1841ー1904)の「ユーモレスク」、ジュール・マスネ(1842‐1912)の「タイスの瞑想曲」が、それぞれ情感豊かに演奏されました
ここで再び八塩さんによるインタビューに移り、2人の食生活について質問が出されました どうやら2人とも野菜嫌いで肉大好き人間のようで、薄味・さっぱり系が嫌いだそうです 肉ばかり偏って食べていると脳梗塞などの病気が心配ですね
次にグスタフ・マーラー(1860ー1911)の「アダージェット」、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840ー1893)のバレエ音楽「白鳥の湖」から1曲(曲名不明)が演奏されました とくに「アダージェット」はヴァイオリン1挺とピアノだけでこれほどの表現ができるのか、と感嘆しました
最後にヴィットリーノ・モンティ(1868‐1922)が1902年に作曲した「チャールダッシュ」が演奏されました ピアノの前奏に導かれて、舞台下手から現れた篠崎氏の手に握られていたのは、なんと おもちゃのように小さなミニチュア・ヴァイオリンでした 篠崎氏はこれを普通サイズのヴァイオリンと変わらぬテクニックで鮮やかに演奏、聴衆を興奮の坩堝に巻き込みました
このように、私の初コンサートは熱狂の中で閉じられました
帰りがけに、ロビーの片隅に設置された前売り券売場で5月(Vn:大江馨)、7月(Hr:福川伸陽)、9月(Pf:河村尚子)のチケットを購入しました いずれも素晴らしい演奏が期待できそうです
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