富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

ブログのススメ

2008年12月12日 | Weblog

先日のサークルで年内みんなで集まる機会は終わったということになりました。
来春は恒例の「新年会」で景気よく?幕開けと行きたいもんです。
今年を早や、振り返ると なんとゆうても「運動会」のバザーの成功かな
みんなでできるパワーを実感したし、終わってすぐに「来年も」っていう
意気込みがうれしかった。
・・・新しいメンバーはなかったにせよ、Yさんの復帰やら
メンバーもそろって、あぁでもないこうでもない
「できひん」やの「できた」やのとワイワイやってこれました。
来年も継続して、賑やかにやりたいもんです・・・せやろKくちゃん
「楽しみ」にしていこかいな・・・・よってワイワイするんもストレスの発散と
「どたまの体操」になってええもんです。


来年は・・・っていうと気が早い気もするけど
僕が思い続けてることの一つに、会員のブログの立ち上げがあります。
その気をお持ちのかたにも、ちらっと打診したんやけど
ブログ開設っていうことに少し思い違いがあるんやなかろうかと思います

ブログはそもそも「ウェブログ」というもんの略称で
いわばWeb上に書きためておく、「覚え書き」という意味で非常に個人的な
もんやと思います。事実このブログも「富田PCサークル」の
覚え書きと個人的な思いこみを書きつづったもんの何ものでもありません

確かに大げさにゆうと、「世界に発信」っていう事がうたい文句になっていますが
それはブログの本質とは大いにかけ離れており
何千万何十万っていう単位で存在するブログを片っ端から
購読するてなことできませんし、ブログはほんの一握りの方が読んでいるものと
考えた方が正しいと思います。
したがって、書き込んである記事も個人の思いこみと十分検証された
もんでもないんで、読む側もそれなりに覚悟して取り扱うもんです

Web上に書きためとくとちょっとしたメモを簡単に開けますし
外出先の自分のもんでもないパソコンで開くことができるメリットがあります。
メールのようにいちいち送受信して、取り込む手間がいらない
便利なコミニュケーションの道具として、重宝します。
匿名にして自分だけの日記でもええですし、大事な友達との
交換ブログでも、そのまた逆に世界を相手に発信してもそれはそれで
ええわけです。スペースは「無料」で提供されています


要は考え方一つです。
なにも、ネットの向う側を意識して書く必要もなく
文才など全く気にする事さえありません。写真の善し悪しも関係ありません
むしろ「ウケ」をねらったり、金儲けのために中身のないブログは
二度と見る気もなくなってしまうもんです。
自分だけの個人的な名もないブログであったとしても
ひょっとしたら、思いがけない「検索」でたまたまブログがひっかかり
Web上の出会いがあったり、その逆に
いわれなき攻撃に出くわすことだってあるでしょう。
善し悪しは当然存在はしますけど、やってみると「ハマリマス」


僕自身もサークル以外の方の目に触れていることは知っていますが
どの記事も「サークル」の会員だけに向けて発信しているつもりです。
それ以外の目的はありませんし、サークル以外の
不特定の第三者を意識しても意味がないと考えています。
それぞれが自分なりにブログを立ち上げて、それぞれのやり方で
ネットやパソコンを使って、インターネットの新しい楽しみを知り
相互にリンクしブログをも通してコミュニケーションするっていうんが、一つの目的なんやけど


・・・来年はみんな、チャレンジしてや・・・結構簡単やでぇ~


日に日に失われて行くものと新しい「芽」

2008年12月12日 | Weblog

[師走]という呼び名にせかされて、自動的にカレンダーだけの「カウントダウン」が起動されて
まだ落ち着きもしない気分のままに、やれクリスマスやの「年賀状」やのと準備し
日が落ちたと同時に家々の電飾を待ちこがれていたように点灯させてしまいます。



「金融危機」は読み方を間違っていても「未曾有」の状態にあり
ナンのために首相になったということが、たぶん自らもわからないでいる人の
たどたどしさで、手をこまねいているうちに、どんどん事態が暗転して見えます。
こういう事態は、実はもうとっくに「政治空白」の状態で内閣は機能して見えずに
もう片方では、この事態を引き起こしたり、こういう「ざま」に導いた
「コイズミなるもの」を未だ検証せず、とりあえず保身のために担ぎ続けている知恵のない当人たちが、
まるで、他人事のように「無役」をええことに新しいグループを立ち上げたなどと
政治ごっこにうつつを抜かしていう有様です。
この連中こそが十分な思慮のないままに、「なんとか派」などといきがって
自分が何らかの役があればあったで、無条件に「官僚」の言いぐさを鵜呑みにして
いっぱしのわかったような事を言い続ける連中であることがより始末に悪いのです。
ニュースの画像で、見るどの顔も頼りなく誰一人、顔のない集まりに見えてなりません
また、その反対側にいるものすべてが小粒で、等しく頼りがいなどありません。



こうしている間にも、失われていくものは
仕事であったり、ありもしなかった「金融ゲーム」のマネーと価値で
それに踊らされて、見せかけの景気に振り回されてきた時間でもあります



希望が見えないからこそ、少子化は加速度をまして進み
高齢化はあっという間に押し寄せて来たというのに、「財政難」という御旗を
どの役所も入り口にたてて、はじめからとりつく島もないようにしています。
※それほどまでの危機的財政難といいながら、
公務員のボーナスが支給されたというハナシを
「ハローワーク」などという何とものんきな名前の役所に出向いて
切羽詰まって仕事探しに明け暮れた人はどう感じただろう
・・・・そんな気持ちにみじんも思いが至るはずもない
中央政府とナイカクソーリダイジン・・・
やる気に見えない議員の数々・・・ばらまきだけを思いついたコーメートー
・・・結局無策に終わろうとしています。
この暮れは非常に厳しい年の瀬にされました。



さて、もう行政への「よすが」も失ったかにさえ思える近頃ですけども
私たちの集落に来春「ひだまり」という介護サービスを
起業する若者の存在があります。


残念ながら制度としてスタートしたはずの
「介護」の現状は、運用の曖昧さと、正直、見切り発車でスタートして
「哲学や理念」にかけた点は否めず、
決して手厚くない予算のうえに、追い打ちをかけるような
こうした社会的情勢からもとても深刻に見えます。
「介護を必要とするもの」、「介護をする側」にとって
精神的にも経済的にも負担が解消されることはなく
「余裕」などみじんもない有様で
夜勤を伴う過酷な労働状況といっこうに改善されない給与の低水準から
「介護に従事する人」たちの離職率が6割を超えているようです。
依然パート的仕事ととらえる意識が、どこかに蔓延し
志をもって介護に真正面から向き合う介護の現場や人たちに
支援が遠のいて見えます。
かといって、声を上げても公的な支援や既存の施設は、
福祉予算のカットと相まって十分にニーズに応えられず、
今、介護を求めるものばかりでなく、将来的に介護を必要としても
先行きに希望を持てそうにないという意味で
「介護」というもの全体が早くも大きな曲がり角にあります。

「ひだまり」の人たちと接するときに、
そうした体質的な改善ができないでいる公的な施設の
硬直化した対応や一律で個々に対応できないメニューのないサービスにも
今に至っては、明らかに制度疲労からくる運用の限界点が見えてきて
とても、老後という時期を迎えた「人生」のありように
真正面から対峙できない現状を感じとります。
「介護施設」として位置づけし、もう望むべきももない「リハビリ」などという
幻想にひたすら縛られていては、出てくるメニューは
老い朽ちたという「終末」ケアに終始し
本来の「尊厳」に至る「介護の哲学」を放棄しがちになりかねません。
「ひだまり」が目指す理念は、そうしたところにあるのではなく
もう少し人としての生き方・関わり方へ自然にアプローチするもののようです。



こうした小規模な「介護サービス」という
地域や生活スペースに根ざす取り組みの成功や事業の継続性は、
事業者の資質にも大きな要素があると思いますが
一方で新しい社会的制度として独り立ちしたように見える「介護」をまだ、
気の毒とか、哀れみとか、隠したい「恥」としてとらえる慣習の残り香を
利用者の側の我々自身が払拭できないことが「大きなブレーキ」になりかねません。
老いること、体が不自由になることはいわば自然なもので、恥ずかしいことでも
嘆くことでもありません。まして、「ぼんぼんソーリ」のゆう「ちんたらちんたら」したせいで
体をこわしているということでもないのです。
当たり前に年を重ねた姿に個人差があるのです。

一方、生活環境という面では、田舎に従来あった「隣近所」という垣根を越えた「ネットワーク」が
「プライバシー」という名の下に失われていきました。
従って支援を期待するまでもなく、「介護の現実」は、むしろ内向きで
要介護の家族だけの閉鎖的孤立に閉じこめられがちです。
介護を受けるひと、介護している人の現状は傍目には見えなくなっています。
ズケズケと座敷に上がり込むコミュニケーションが今更復活はしないにしても
住み続ける地域の「ネットワーク」を再構築して、高齢化の波の中に
誰かを「孤立」させては、なお大きな負担を一家族
あるいは、独居する人に押しつける羽目になります。
老いてなお、ある人生をどう過ごすかは、差し迫った経済的な余裕のない実情から
ともすると家族との軋轢を生じます。この僕自身も例外ではありません。
そこんとこをどう乗り越えるかを、どっちの身にもなって
考え得る[時間と場所]そのものが生活する中で、失われてもいます。
「終の棲家」がある場所に、ある意味の「安心」を作り出すことが
ここに生きる価値になることこそ年老いた時の「希望」に思えるんです。

「ひだまり」のような施設が集落に存在することによって、
介護の相談、介護というものの理解、あるいは老後というもの、
不自由になったということ、そのものの認識と向き合い、こういうスペースを通して
老いてなお、朽ちずに新しいステップに踏み出す精神をもてないものかと
「ええ方」にとらえていけないのでしょうか。
ここが、みんなを集めたり、みんなの安心感のよりどころにならないものかと
期待を寄せてしまいます。何もしなければ、何もないのですから・・・

ただし、・・・事業がこうした希望を体現するのはたやすいことではありません
たいていは「絵に描いた餅」のように挫折を繰り返すのかも知れません
介護事業自体が厳しい状態にあり、ともすれば「コスト」が大きな障害にもなるでしょう。
口さがない風評に妨げられることだってあると想像できます。
人の理解を得るには、つながる意識と認める気持ちが不可欠ですし
一方で、そのことを決して強制できません。
事業自体を、介護のスペースそのものを自由に出入るぐらいにオープンにし、
そこで何が行われているかを住民がちゃんと知り、交流がされ
やがて、自分たちの生活スペースに存在する安心感が共有できれるようになるには
お互いが理解し、認め合い、協力がなければ成り立たないでしょう。
その道は決して、近道をもたない遠回りな道のりでもあると思います。
意気込みだけで乗り越えられるものでは到底ありません。
ならばこそ、このことを機に自らのありようと十分照らして、
「ええこと」だけに終わらず、やがてくる自分の老いとも向き合って
あるいは見もせず、理解せずに「やっかいなこと」と片付けず
「ええか悪いか」を含めて、「これから」を考えるきっかけであって欲しいのです。
そうした事や考えを含めて集落での説明の機会を開業をまえに
設けていく企画もありますので、是非参加してください。



多くが失われた気がする世情で、期待してしまうことに押し流されてはいけませんが
こうした取り組みを若い世代が起業してくれることは、
これは今まで、何もかもを行政依存してきたこれまでのやり方に対して
へのメッセージであり、多くを失いつつある中で
新しいあり方を提案する「芽」だと思うんです。
十分な理解とできる範囲での協力を僕からもお願いします


フリーソフト:「ゆめいろえのぐ」

2008年12月06日 | パソコン

年賀状に使うイラストも手作りでなんて考えると
パソコンで作る年賀状にも気持ちがこもりそうでいいアイデアですね
手書きの絵をスキャンして貼り付けるのもよし
いっそ、マウス使って描いてみようかなって思うことだってあるとは思います。



がしかし、有名な「Adobe Illustrator」いわゆる「イラレ」では
あまりにもハードルが高いし、手が届かん上に、よっぽどのスキルがないと
使いこなせそうにもありません



かとゆうて、Windowsのおまけについてる「ペイント」というのが
ホンマに「おまけ」程度の使い勝手の悪さで
絵描きするには、おもしろみにかけます



ネットで見かけた「ゆめいろえのぐ」っていうのが
ちょっとした興味を引きました。いたって作りは簡単なんですが
本物のパレットを使うように、画面上のパレット上の絵の具の中から
好みの色を選んでクリックし「パレット」に広げると、
画面のパレットに絵の具のチューブからひねり出すように色が出てきます
パレット下にチューブからの量もインジケータで表示され、
パレットにはいくつかの色をひねり出せます。
しかも非常によくできているのは、単色でなく、いくつかの色を選択でき
実際のパレットのように、なんと色を混ぜあわせてオリジナルな色も作れます
「パレットをきれいにする」ボタンを押すと、リセットできて新しい色を作ることができます。
その上、パレットには「水」も筆を拭き取る「スポンジ」まで
用意されていて、「水」のところをクリックすると
色が薄まって、淡色に変化させることさえできます。
まさに水彩画を描くイメージのまま、使い勝手と「遊び心」が詰まって感じられる出来映えです。
パレットの色を画面右のキャンパスにこしらえられた何種類かの筆や鉛筆を選んで
絵を描くことができます。ただし、実際に絵を描くとなると「マウス」で操作する事になるので
そこらあたりは、なかなか思うようにはいかないとは思うけども
「慣れ」で克服もできるんじゃなかろうか・・・
失敗に備えて、もちろん消しゴムもついています

写真から「線画」が作れて下絵ができる機能も追加されているというスグレモノ!



大変シンプルに作り上げられていて、余分な機能もそぎ落とされ、操作も簡単で
ちょっとした「絵心」をくすぐられるソフトですよ、「ペイント」なんか使ってる場合とちゃいます。
しかもこれが「フリーソフト」なんですから、久々のおすすめの一品です
その気があるんなら、是非ダウンロードして、使てみてみ



 「ゆめいろえのぐ」



※使い方もダウンロードする際にWebページをよく読んどいてください


年賀状作成:住所録のハナシ

2008年12月06日 | パソコン

年賀状は年賀状ソフトでっていう通り一辺倒の考えに対する対抗策として
てなことゆうと、たいそうなハナシになってしまいますけど・・・



毎年競って、2009年版やのと売り出される年賀状ソフトを
その年ごとに買い込むっていうのは、あまりにもメーカに踊らされ無駄に過ぎると
思います。パソコンの側からゆうても、アンインストールしてインストールするだけで
レジストリの「汚れ」が気になるし、機能的に格段の進歩があるではなく
せいぜいマイナーチェンジぐらいなら、使い慣れてる古いバージョンの方が
変換手間もなく住所録が使えるし、干支のイラストなど欲しければ
コンビニで買い求めるなりして手に入ります。
ここで問題なのは、昨今住民の意思に関係なく繰り返される市町村合併のあおりで
相手の住所に変更が加わったために起こりうる「住所録」の修正ぐらいでしょうか
ほんでも神経質に考えたら、相手の住所を旧住所で送るというのは
致し方ない面と失礼に当たるという側面もあるんで、どうにかなるもんなら何とかしたいもんです

STRONG>郵便番号検索「ゆうすけ」   郵便番号検索「ゆうびんねっと」



そうした旧住所から新住所に変換する機能・・・「コンバータ機能」が付属している
というのが、「筆ナンとか」の売りの一つではあるんですが
これにしたって、完璧っていうことはありません。ソフト制作時点での変換ですし
ソフト的な変換が果たしてうまい具合にいってるかは、不確かな面も考慮しておかねばならないし
操作にあたっては、すこし煩わしさも含まれるでしょう



けれどもそうしたセールスに踊らされることなく
ナンとかそういう問題もこなせる方法はあります。
それぐらいの事をこなすところにちょっとした妙味もあるというもんです。
なんでもお仕着せのソフトに頼るのも味気ないと思うしね

サークルの皆さんの進歩は、めざましいもんがあると日頃ゆうてますが
住所録をエクセルに、エクセルから住所録にというようなテクニックに
興味を持って取り組んでおられる方もおられ
エクセルだからこそできるおもしろいことにもチャレンジしようという意欲もあります。
実はここんとこにヒントが「あると思います
筆王などの宛名書きソフトの住所録はほとんどの場合、
多くのユーザを持っている「エクセル」に書き出せます
ということは、「エクセル」からも読み込めます。
住所録そのものは、名前・ふりがな・郵便番号・住所などの要素で成り立つ
データですので、基本的にはエクセルであろうが筆まめ・筆王・筆ぐるめでも
共通したデータといえるもので、見た目とは違って中身も形式もほとんど同じようなものです
ですからお互いのソフトで理屈さえわかって操作を覚えれば「住所録は利用できる
と考えていいでしょう



エクセルに住所録を書き出して編集するのであれば、
段取りをいえば、まずはじめに日本語変換ソフトの「郵便番号辞書」を最新版に更新しておき
IME(日本語変換ソフト)のプロパティを開いて「郵便番号辞書」をチェックしておきます。
あるいは郵便番号辞書を入れ替えてしまいます。
この下準備が整えば・・・
実際のエクセルのシート上では、「住所欄」では、あらかじめ「全角モード」にして、
「郵便番号を全角で入力」して「変換」をすれば最新版の住所が求められます
それができたら今度は逆方向にエクセルの住所録を「筆ナンとか」に読み込ませればいいということになります。
※この際にポイントになるのは実際の「宛名書き」には必要ではない
「フリガナ」というデータも読み込んでおくことです
そうすることによって「アイウエオ」順にソート(並び替え)ができるようになります。

郵便番号辞書はIMEの製造元のマイクロソフトのWebサイトに「更新版」がその都度あります
それも選択肢の一つですが、このWebの更新の頻度が低くて
僕自身は「うふぃ」さんの作られて無料提供してくださったうえ
中身を更新され続けている「Ufuidotcom IMEv8~10郵便番号辞書(都道府県名付
を使わさせていただいてます。



こうしておけば、「筆なんとか」のコンバータ機能の世話にならなくてすみますし
何となく小難しい操作をこなした「達成感」も得られるというわけです。
もっといえば、筆ナンとかにわざわざ戻すというようなこともなく
エクセルを使った宛名書きの「フリー版」もネット上にあるので、それを使って
宛名書きするという手もあります
ざっと書くだけでも下記のように様々に無料で提供されています。
ちょっと考えて見るのもええんとちゃうやろか。



!0_0! Excel 住所録と宛名印刷



エクセルではがき作成



宛名の鉄人



プリンタのトラブル

2008年12月05日 | パソコン

パソコンしてる人のプリンタにとって、今のこの時期ほど忙しい思いをすることはありません。
普段はほとんど電源が入ることもなく部屋の片隅におかれたり、
下手をすると、ほこりをかぶってたりして暗がりに追いやられてもいます。
そんなこんなで、この時期に限って引っ張り出されたりすると
やれ印刷できひんの、かすれてしまうやの、果ては「ボロ」扱いされて
八つ当たりの憂き目にあってしまいます。
実際、使いかけしていないプリンタのインクカートリッジの中身は、液体ですので
長い間の放置は当然、支障を来たすのも致し方ない面があります。
ほったらかされていたものが、ケーブルつないで電源入れても
早速に快適に動くはずもないのです。せめてプリンタのせいにされるくらいなら
使わへん間ぐらい「カートリッジ」を外して管理しておいてほしいもんやと
プリンタの「嘆き」が聞こえてきそうです。



さて、一言でプリンタのトラブルというても、実際は様々で
いくつかの事例があって故障や不具合の理由には枚挙のいとまがありません。



詰め替えインク



電気店やホームセンターの店先に近頃よく「詰め替え用のインク」や
互換リサイクルインク」がメーカ品互換といううたい文句で売られています。
値段が何より純正品に比べて「半額」っていうのが魅力でついつい買いたい衝動に
駆られますが、あれってホンマに大丈夫なん?
って思いますよね・・・結論からゆうと、僕自身の経験から
値段につられて手をださいない方が無難です。結局のところトラブルのもとですから・・・



あのカートリッジ自体のインクの成分や粒子の大きさなどは純正品とは異なっています。
文書を印刷している分にはわかりにくいかもしれませんが、
高画質な画像などを印刷すると、印刷された画質に明確な差がでます。
もともと詰め替えなど意識せずに作られたカートリッジですし、「互換」とわざわざ
うたっているのは、純正品に似せたものでプリンタメーカの承認を得たもんでもありません。
リサイクルとゆうても、廃棄されたものを同じメーカで作り直したわけでもありません。
確かにこの時期にあわてて買い込むカートリッジのコストは
結構な値がはってしまいます。
ただ、「互換」のカートリッジで故障しても無償修理の対象にもなりません
あらかじめ「自己責任」で使用とゆうてるんですから、
そういうものを使うことがそもそもリスクといえますし、
それでプリンタを壊したら元も子もなく
僕自身もイタい思いをさせられた経験が実際にあります。



ヘッドクリーニング



文字がかすれるなどのトラブルは、多くは放置されていた期間が長くて
プリンタのインクの吹き出し口みたいな「プリンタヘッド」という部分に
目詰まりが生じていることが原因です
こういう場合は、印刷設定の際に「プリンタの設定」やプリンタの「プロパティ」
を開いて「ユーティリティ」を起動させたりして「ヘッドクリーニング」すると
解消する事ができます。



ただ、せやからゆうてすりゃいいってもんともちゃいます。
この「ヘッドクリーニング」っていう奴の欠点は、しすぎると
インクをその分消耗します。残り少ないインクがクリーニングしてる最中に
インク切れするなんて事が結構あります。
それにヘッドの摩耗も早めます。ヘッドの交換となるとカートリッジの交換
どこやない、コスト高になります。



プリンタの調子が悪いっていうのも、「田植機」のように
年いっぺんしか使わへんとなると、いざ使うときにエンジンの掛かりが
悪いのと同じようなもんです
かとゆうて、修理に出そうものなら
プリンタに至っては、故障の程度に関わりなく量販店など2万円程度の定額の修理代の料金体系になっています。
近頃は、プリンタも高性能化のわりに価格が安くなり複合機のええのですら2万を切って売ってあるというのに、
下手すると「買うた方が安い」場合もあります。
紙詰まりしたときも「えいや」って詰まった紙を引きちぎらずに大事に使いましょう

プリンタドライバの更新



普段の心得として、たまにはプリンタを使う前にネットでメーカサイトに行ってみて
お手持ちのプリンタの機種のドライバ(プリンタを動かすソフトのようなもの)
が更新されていないかを確かめましょう
たまに、不具合や機能改善のドライバが更新されているので
これをダウンロードして、プリンタドライバを更新して最新の状態にすることも
プリンタのケアになります。



自分のプリンタの状態は、「コントロールパネル」→「プリンタとFAX」
で確認できます。
お手持ちのプリンタが「準備完了」となっていれば使用状態にあります
プリンタのアイコンを右クリック→「プロパティ」で
状態を確認しておきましょう・・・「オフラインで使用」にチェックが入ってたりすると
なんぼ電源入れてケーブルをつないでいても使えません
「オフライン」というのは、接続していないという意味なんですから・・・・



筆王をもうちょっとだけ・・・

2008年12月02日 | パソコン

よそ見してるまに、「12月になってしもた」という気がする
とはゆうものの、今週末には結構な「寒波」がくるらしいので、
まだまだという思いとは別に、カレンダーをめくるのにあわせたように
「季節」があわてて冬支度するような感じもしてきます



一方で用意のいい人になると、「年賀状」作りの前にプリンタのインクやら
インクジェット用はがきの購入など、準備にも余念がないところでしょう

この時ばかりはと、腕に覚えのある人も多いことと思います
実際、パソコンで作る年賀状に関してサークル全員の上達ぶりには目を見はるものがあります。
宛名書きは「筆王」でっていうのが我がサークルの定番みたいになってはいますが、
特別「筆王」がええっていうわけではありません。フリーのソフトにも
優秀で使い勝手のいいものもあります。
強いていえばみんなの買ったパソコンにたまたまついていたのが「筆王」やったというのが
最大の理由です。
ただ、宛名書きは、こうした種のソフトがたくさん競合しているものの、
一長一短があって結局は「使い慣れ」とすでに「住所録のデータ」があるという理由で
迷いもなく、「いつもの」ソフトを選択してしまいます



「宛名書きや住所録」については、住所録をエクセルに、エクセルのデータを筆王に
というような記事にして以前に書いた覚えがあるので
今回はちょっと視点を違えてむしろ「裏面」の編集に焦点を絞ってみます



「表面」の宛名書きは「筆王」やけど「裏面」はワードっていうのも
悪いってわけやないけど、もう一工夫するのなら
ひょっとしたら、「筆王」の方がバリエショーンがあるかも知れませんよ



※ところで、「筆王」のデザイン・設定や住所録がどこに保存されているか
ご存じですか?
何も手を加えていなければたいていの場合
マイドキュメント」の中に「筆王データ」というフォルダがインストール時に半ば自動的にこしらえてあり、
この中に住所録ファイルとそれに対応する「デザイン」などの設定フォルダの2種類が保存されています。






というようなアイコンで表示されているのが
筆王で作った「住所録」ファイルです。
さらにもう一つ、この住所録と同じ名前の





というフォルダの中にデザインファイルが保存されています。
住所録はそれぞれ個別のファイルでデザインはいくつも作り置きができるよう
フォルダの中にデザインごと保存されているのです



余談ですが、筆王の煩わしさに起動時にいちいち住所録を選択してから
始めなければならない点がありますが、この「筆王データ」のフォルダ内の
住所録アイコンを直接、ダブルクリックすればいきなり編集画面に入れるって知ってました?
怖がらんといっぺんトライしてみやはったら・・・・



さて、本題の「裏面」のデザインの編集は
筆王の画面の「デザイン」タブをクリックし選択して下の画面のような
いろんな「メニュー」を選択することで、裏面のデザインの編集ができます





パーツの追加・変更」のメニューでは上の画面のように
「画像を貼り付ける」ではイラスト・写真などの追加ができるし
テキストボックスのような文字入れが「文章や例文・・・・」というメニューで可能であり
「ロゴ文字」というのはワードなんかでいう「ワードアート」のようなもので
むしろこっちの方が種類が豊富でやりたいことが多いかも知れませんね



貼り付けた「画像」を背景を透明化(透過)させたり
逆に色づけしたり、枠をつけたり、左右を逆転させたり
ワードにはない編集機能が「選択したパーツの操作」というメニューで可能です



今までより、ちょっとだけ工夫してみるには
今まではあえて、見向きもしなかった操作にちょっとふれてみると
意外に楽しいことがあるかも知れません・・・