エクセルで表やら計算書で、どうしても「関数」てな小難しいもんを
覚えんでもできるんちゃうんっていいとうもなりませんか?
それは、そのとおりで、足し算・引き算・かけ算・割り算とSUM(サム)さえ
わかっとったら十分やというのも一理あります。
けども、そこんとこで妥協して、あとは手計算ってしてしまうと
ホンマには、「エクセル」そのものの楽しさや達成感は味わえません。
IF(イフ)という関数は、関数と呼ばれるものの中でたぶん一番
こき使われている関数です。
というのも、ある条件によって、これはこうして、そうやなかったら
こうしておくというような、判別を自動でやってくれるのですから
大変重宝します。
このIFっていう関数の仕組みが理解できたら、さらにこれに
高度な機能をつけた項目別集計のできるSUMIF(サムイフ)
分類別の個数がわかるCOUNTIF(カウントイフ)というような
IFから生まれた、IFの子供みたいな関数への応用も割合かんたんにできるはずです。
つまり、IF(イフ)は、それこそ関数の入り口であり関数の基本中の基本といえます。
この間のカレンダー作りの時に、無理して強引に説明したかったのは
このIFという関数に慣れてほしいという思惑があります。
とはゆうもんの、関数と数式という言葉から、どうしても「数学」とかゆうもんを連想しがちで
数字アレルギーの人など、その言葉を聞くだけで口から泡吹いて目むきそーになるかも知れませんが
エクセルでいう関数を使った数式は、実はむしろ文章に近いと考えた方がええでしょう
ただ、出てくる言葉そのものが、やたら英語混じりになるのがキライですけど
その点に関していえば、よくゆうように、パソコンは英語をしゃべる器械やから、あきらめるよりしゃーないと思います。
関数の数式をあえて、「IF文」と言い換えれば、IF文はその内容を()で閉じて
どっからどこまでの話やってことを宣言せなあきません。
たとえば、この間の例題にあったように =IF(B10="","",B10+7)
という文の意味は、IF(もしも)B10(の位置のセルが)=""(何にもない)時
その場合は""(なんもない)そうでない場合はB10+7(B10の値に7を足す)
というような具合です。
ここで気づいた人は気づいたでしょうが、「わからんわ」っていう人に
もう少し付け加えて説明すると、IF文の()でくくった文章の書き方は
はじめに条件を数式で書きます。次にカンマ(,)で区切って
その次に、その条件通りやった場合どないするかを書き、またまた
カンマ(,)で区切って、そうやなかった場合を書きます。
平たくいうと、IF(条件,ホンマの場合,ウソやった場合)ということになります。
中身の書き方に順番があるんです。
では、IF文の例題として、こんな判別をしたいと思いついて
IF関数を使ってエクセルのシート上で表現したらどうなるかっていう例文をあげてみましょう
ここに名簿があります。
もしも、名前の欄であるA1のセルに、「岡品つとむ」とあったら「男前」とし
それ以外の名前やったら「ぶっさいく」とする
答えは、こうなるでしょう
=IF(A1="岡品つとむ","男前","ぶっさいく")
わかっていただけましたか?
・・・な、何でっか?「岡品つとむの方がぶっさいくの方で、式が逆なんちゅう」
その上「ウソは書き込めへん」てか・・・・
・・・・ほな、気の済むようにしやはったらええけどぉ~
要はそういうこと・・・ですわ・・・
画像データですので、メニューバー
「挿入」→「図」→「ファイル」で
保存されたフォルダをひらいて
スキャンしたデータファイルを
開けばいいと思います。
ただ、そうした手続きを踏まずに
ワードやエクセルでは
スキャンする前に「挿入」→「図」のメニューの中に
「スキャナーまたはカメラから」が
ありますので、直接
スキャナから文書やページ内に
取り込みが可能ですよ