富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

イメージ:パソコンでいう「画像」

2009年06月24日 | 写真
結構,勘違いしやすいっていうか・・・・逆に言うと難しくなってしまう話に
パソコンで扱う「画像」というものが存在します。
デジカメで撮ったものは、確かに写真で、ネット上から
ダウンロードしたり、ペイントソフトでこしらえた絵やイラストは
イラストそのものに思え、スキャナーで取り込んだ画像はスキャン画像であり
それぞれが違って思え、一方でパソコンで見る分には
ほとんど変わりなく、例えばワードで扱うときには
あまり問題なく「貼り付け」て使用もできたりします。

ここで、思い違いしてしまうのは、いかにもパソコンが
こうした画像のそれぞれを区別していて、それなりに表現して
見せてくれているようですが、実は写真とかイラストとかで
作った手順や仕上がりをわかっているわけではありません。

パソコンが認識しているのは、そのファイルの保存されるときの「形式」に過ぎません
いわゆる「拡張子」というので表現されるファイル形式で
一般にデジカメで撮影した写真は「JPEG(ジェイペグ)」というファイル形式で
保存され、ファイル名の末尾に拡張子を「.jpg」で付されて名前が付けられます。
例えばペイントソフトで描いた「絵」を保存する際に
「.jpg」を選んで保存しておけば、パソコン内では写真と区別無く保存されます
つまり、パソコンでは画像というイメージは
できたものの有り様や手段など関係なく、保存されるファイル形式だけが
その区別でしかありません。
それが写真であろうがイラストであろうがものの有り様は、
我々が考えているほどの区別などないのです。

ここんとこが、理解するミソで・・・これがわかってしまえば
この「ファイル形式」が、例えばワードで扱えるか
デジブックでも使えるか、ラベルマイティでもOKかというコトがわかってきます。
そして、何かを作ったときにこうした保存形式を考える手だてにもなります

文書であれ、あるいは画像を扱おうとするときに
そのフォルダを開いたら、フォルダ内の表示形式を
いつも「縮小版」にしてばかりしていたら、
たまには表示のカタチを「詳細」にして
そのファイルがどういう形式で保存されているのかを確認してみてください
そして、そのファイルが今から使おうとするソフトで「開ける」のか
あるいは「扱えるのか」を確認します。
面倒くさいし、わかりにくいかもしれませんが
「拡張子」とか「ファイル形式」を理解すれば、
それがワードで作られたとかエクセルであろうが実のところ意味が無いとも言えます
どういう形式で、保存されたかが問題なんです。
そういう風に考えられたとしたら、ぼんやりしていたパソコンという
「やっかいなもん」のおおかたが見えてきますよ



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Maria)
2009-06-25 16:34:10
はじめまして
画像の事を少し勉強させていただきました(^-^)
ありがとうございました。
返信する
恐縮です (tom)
2009-06-25 22:16:28
いっかど、論じているようですが
ホンマのところ
独りよがりな理解かも知れません

画像を扱うことは
たくさんの手だてがあって、
ある意味で奥深い気もします
浅はかな知識で申し訳ありませんが
また気が向いたらお越し下さい
返信する

コメントを投稿