残念ながら、誰もがかんたんに見ることができません。
基幹林道に車で行くのには、それなりの許可を得て、入り口の
鍵を開ける必要があり、車もできれば4WDでないと、今んところ
砂利道で、道中の轍に車輪をとられるおそれもあって
オフロードの状態にある上に
しかも、この初冬の限られた時期でないと、霧深い京丹波の風情に出くわすこともないからです。
けれども、仕事上の「特権」というべきか
そこに行かなければならない「駄賃」によく晴れた日には
僕らは、雲海にであるのです・・・けなりぃ?やろ・・・
英語らしく言うと・・・「Kenary?」
この光景は、目にするだけで、心奪われてしまいます。
誰にも一度は見せてあげたいと思う風景です。
好評だったので、下手くそですが、とりためた写真を再びアップしておきます。
肉眼で見たものと、切り取って見る写真ではその奥行きやスケール
が伝えきれません・・・それはどこまでも果てしない絵のような・・・
同じ場所の夕暮れ・・・山の端に夕日が落ちていきました
我が町のせまっくるしさや、未来への見通しの暗さを
ぼやき癖で、ついつい口にしてしまう今日この頃ですが、
このパノラマは、そういう「邪念」のようなものをどこか遠くにやって、誰もの
足を止めさせ、気持ちを奪って、魅せて離しません。
林道の途中に、少しだけ切り開かれた場所があって
眼下に広がるのが「長瀬」の集落・・
よく見ると、集落から左手の山の中に向かって、
流れる由良川の上に立派な橋が架かっています
それこそが噂に名高い、猿たち以外にはだぁれも通りそうもない長瀬の大橋です。
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