前もって調達のチケット、会期途中までの有効期限とギリギリで気が付いて、
での上野の森。
夏休み最終盤の平日、朝から結構な入りの都美術館。
実は、モネ「ジャポネーズ(着物を纏うカミーユ)」が来ているものと勝手に信じていたんですが、
今回の"目玉"は最後に写真でも紹介のゴッホ、ルーラン夫妻の2枚の絵。
そして、当然にこれらを含む印象派のコーナーが素晴らしかった。
ブータン、シスレー、モネ…
中でもモネはルーアンと睡蓮、それぞれあって、素晴らしかったのですが、
まずは画家にして写真家というCharles Sheelerの「ニューイングランドに不釣り合い(irrevancies)なもの」という立体はというかかなり抽象に入った油絵と(写真も1作あって良かったです)、これは大物John Singer Sargentの母娘の絵(フライヤーで確認してください)。
他のアメリカ作品はややステレオタイプ、オキーフもありましたが今回のは不気味さがイマイチだったかな。
今回の企画展、ボストン美術館全体、就中コレクションの太宗を寄贈した篤志家=お金持ちに焦点を当ててのものでしたので、
考えてみればそうだよなあ、と思いつつ、ハーバードと共同で発掘したエジプトの考古品、フェノロサ他が廃仏毀釈の荒れ狂う日本から救うためと、戦後の混乱の中金で買い叩いた日本美術品も展示されていました。
エジプトのそれは見飛ばしましたが、さすがに日本コーナーはねえ^^;
その中での今回の白眉は抱一さんの花魁と歌麿の美人画、肉筆。
そして、英一蝶の涅槃図と襖絵でしたかねえ…
最後に…
添付の写真は記念撮影用のものでありました。