1700年代作成の「目黒筋御絵図」で見た場所はこの辺りだろう…とジョギングで向かったこちら。到着してみると予想以上に立派な神社でした。
素盞鳴尊(スサノオノミコト)が勧請され、又その妻にして”やまとなでしこ”の語源と言われる稲田姫命や天照大神など、オールスター級の神様を御祭神とされています。
起源も殆ど神話の世界で、”創始は非常に古く、慶長十年に記された「氷川大明神豊泉寺縁起」によると景行天皇の御代の皇子日本武尊東征の時、当地に素盞鳴尊を勧請したとある。境内には江戸郊外三大相撲の一つ金王相撲の相撲場の跡がある”とのこと。
こうなってしまうと創建年代測定不能、となりますが、別の記録には近くの寶泉寺さんが、弘仁年間(810~23)に慈覚大師によって開基されてから同寺がこちらの別当となった、という記録もあるそうです。ということは、取り合えずそれより前からこの神社が存在した、ということで、いずれ1,000年以上と大変由緒のあるのは間違いありません。
で、ここが上述の金王相撲の土俵。後ろの明治通りから代官山に掛けての景色と時代的に大きなギャップを感じます。