18歳息子が家を出て遠くに住むことになった。
今日は父ちゃんとレンタカーにもらった家電や衣類を積んで
遠く遠く11時間以上かかるような距離を走る。
息子の部屋から見る裏山。
長いようで、この部屋を自分の部屋としていたのは12年だけだったんだな。
このブログのむかしを遡ってみると、いろいろ出てくる、忘れていたことが。
怒られて外に出されると、家の床下にシートを敷いてこっそり漫画を読んでいたこと、
泣きながら家の外を歩いていて、近所のお婆さんに拾われていたこと、
剣道の初めての試合で緊張のあまり発熱したけど無理やり試合に出させたこと、
大好きな猫たちを見送ったこと、
いやいや田んぼを手伝っていたこと。。。
ブログにあるもの以外にも、いろいろ思い出される。
息子の新しい生活を準備するにあたって
父ちゃんが作った木のトレイと椅子は持ってってねと言ったら
椅子はいらない、トレイは小さい、
母ちゃんの器もいらない、とこきゃーがった。
いいよいいよ、持っていかなくて。
自分で好きなものを集めて、新しい生活を始めればいいよ(とかいっても腹が立つ)。
息子の部屋を掃除する。
一気に掃除してしまった。
それで私も巣立ちしたあとの感情に整理をつけてる感じ。
それで一気に掃除。
ここの部屋は小5の息子が使う。
この部屋で、どんな毎日を重ねていくのかな。
小5の息子がもう友だちとここで遊びはじめた。
空いたベッドで猫も寝る。
「うちもそうだった。大変よね、寂しいし」とその時のことを
思い出してお話ししてくださいます。
うちの息子の場合、距離があるのでしょっちゅうは帰って来られません。
先日も「GWに友達に会いに一旦帰る」って言ってきたとき、
「え〜?!いくらかかると思ってる?!」と言ってしまいました。
帰るなら数ヶ月前に飛行機の格安チケットを予約するか
新幹線の割引を使って、計画的に帰ってきなさい、と。
仕送りだけで、自転車操業が一輪車操業になりそうなので
息子よ、それを理解しておくれ・・・。
息子が言うには大学に入るときに家を出たら、一生家で生活することはもうないと友人に言われたというのでそんなの自分の意思次第で帰りたければいつでも帰っておいで、と言ったら本当にほっとしていました。私も次に会えるのはいつかしら?とほろりとしていたら、4月初めに出て行って、ゴールデンウィークにはちゃんと帰ってきて今までの自分の布団にくるまって毎日昼寝をしていましたよ。それから9年間かの地に住みました。でも確かに生活の基盤を実家に戻すことはそれ以来ありません。
そうなんです、あの泣き虫なフクタは家を出て生活しはじめました。
親の苦労もなんも分かってない感じです。
行き先は長崎。
引っ越し業者の高値にあらがい、レンタカーで引っ越しを遂行しましたが
片道12時間かかるとは思わなんだ。
50過ぎての長距離ドライブはそれこそ肩、腰にガッツリきます。
もくろうは五十肩なんだね。
よっちゃんも私も30代にやっぱり五十肩でした。
ウエルカム五十肩!
福太、旅立ちの春ですね。
5年前?にお邪魔した時はまだまだ少年でしたが、きっと立派に(故にめんどくさく笑)青年になっていることでしょう。
これからの彼に、たくさん豊かさが満ちますように!
こちらはヤマザクラも盛りを過ぎ、春も半ばを過ぎました。
時間は無常に過ぎるようで、先日五十肩を発症。とほほのほ