チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

毛糸、救出劇〜その1

2019年03月08日 | 廃材利用

 

 「亡くなったおばあちゃんのお家を、もう片付けして不要品を捨てるから

もしよかったら欲しいもの持ってって」

という話をたまに聞いて伺う。

 

今回は毛糸、シーツ、布をいっぱいいただいてきた。

   

お値段を見ると毛糸は当時としては高価。

この時代はどうも太い毛糸がなかったよう。

おばあさんが編んだものを見てみたら

老眼のわたしには到底できなさそうな、細かい細かい編み目。

こうやって子どもたちのチョッキ(ベストではない)や手袋を作っていたんだな。

時間をかけて、丁寧に。

 

それでいただいた毛糸の色はファンシーな色合いばかり。

 

さて。

かなり古かったので一度洗おうと、かせにしてみたけどそれだけですごい時間。

なにせ量があるから。

 

   

このパステルカラーそのままだとわたしには似合わなさすぎるので

少しずつ染めていくことにした。

 

 

 

    

こんなかわいい綿も数メートル単位で巻いてある。

懐かしい。こんな生地、昔いっぱいあったなあ。

洗いざらしの、水気をふく心地よさ。

 

  

シーツもいっぱい。

 

どれもこれも新品で押入れにとってあったみたい。

箱に入っていたもの。

 

さて。

いっぱい救出してきた。

反物もある浴衣生地とか、晒しもある。

これをどう生かしていくか。

わたしだけでは使い切れないし。

アタマをぐるぐるまわす。。。

 

 

 



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4 コメント

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Unknown (tenfingers)
2019-03-15 21:04:49
この毛糸なつかしいです。
こういうモヘア調の糸を編んだセーターを
着た様子もしっかり思い出しました。
この方は好評なので、どんなにか次々と
編む意気込みで毛糸を購入したのかしら。
昔は帽子、エリマキ、手袋、すべてモヘアだと
上等という目で見ていましたね。
今、自分でもくしゃみをしながらモヘアを
身に着けていたのを思い出します。
シックな色に染めるとはさすが!
作品をお待ちしています。
猪谷さんの靴下はモヘアを使う部分も
あったような気がしますが。

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tenfingersさん (ちま)
2019-03-18 08:49:56
すごい量をいただいてしまって
モヘヤははその2割くらいでした。
やっぱり高価だったんですね。

ほとんどの毛糸はかせになっていて
どーん!という存在感です。
そのくらいたくさんあります。

染めるのが楽しくなってしまい
染めたかせが家の中に増えていき
玉にする作業が追っついていきません。

編みが遠のいて行ってしまう!
貴重なわたしの「編み物熱」の来ているこの期間に
なんとか猪谷ソックスを編まねば
次回の熱はいつくるかわかりません。
とにかく春が来ようと暖かくなろうと
編まねば!

でもモヘヤで靴下、ちょっともったいないですね。
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Unknown (tenfingers)
2019-03-19 08:22:51
でもね、モヘアのあのもじゃもじゃはナイロンの
ような気がします。モヘア糸の帯にある成分を
見ると(必ず??)ナイロンと書いてあるように
思います。それでソックスのよく擦り切れそうな
部分に使うととても丈夫なのですよ。ソックス熱は
そう簡単に冷めないと思いますよ。ソックスは他の
ものと違って真に実用的、誰でも必要としているので
ハートを編み込んだセーターを恋人に送るのとは
まったく違うモチベーションがありますよ。
期待しています。

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tenfingersさん (ちま)
2019-03-19 11:47:46
巻いてある紙を調べたら
アクリルとウールの混紡でした。
とっておいてもわたしは活かせないと思うので
(ハートのセーターなんてとてもとても!)
たぶん靴下の一部になっていくでしょう。

このモヘヤは草木染めするとムラが出て
緑の毛糸はモワモワが茶色、真ん中は深緑という
不思議な毛糸に変身。
今朝は染料でピンクを赤に染めてみてますが
結構色が入ってくれました。

そろそろ何色か揃って来たので
編み始めようと思います。
色の組み合わせがこれまた楽しそうで。
猪谷さんの靴下ならでは!ですね。
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