ちょっと前に知人おじさんから穴のあいたセーターを直してほしいと言われて
預かっていた。
刺繍糸でダーニングするかなーと思っていたんだけれど
そうだ、フェルトでやってみようと思い立ってやってみた。
セーターにはこんな穴が10以上もあいている。
ダーニングしていたんじゃ追っつかない。
フェルトニードルが何本かセットされてる道具を前にもらっていた。
これが出番だ!
適当な色のフェルトをみつくろって、セーターの裏からガシガシと打っていく。
こんなかんじ。
穴の部分のまわりや生地の薄い部分も補修。
表から見るとうすぼんやりと裏から打ったフェルトが出てきている。
表からもガシガシとニードルでフェルトを叩き込み、しっかりフェルト化してやる。
ここだけやや厚みが出るくらいになった。
今回は編み込み生地だったので打ち込んだフェルトの色が薄く出てしまったけれど
一色の生地だったらたぶんお直ししてもあまり目立たないだろうな。
これは使えます。
次は自分のセーターでいってみよう。
で羊の形にぶすぶすやったら面白いのでは?
本来この道具は何をするためのものなのですか?
アップリケより面白いような気がします。
今日は久しぶりに乾いた畑に恵みの雨です。
このセーターは73歳でお一人暮らしのおじさんというよりおじいさんのセーターで、
どうやら食べこぼしたあとしっかり洗濯していなかったので
前身頃にも後ろ身頃にもなぜか袖にもいっぱい穴が
あいてしまってました。
最初は表からフェルトを叩き込んだので
背中の一部分にはモコっと茶色い雲のような丸が浮き上がってます。
穴が10個ぐらいだったら、tenfingersさんの方法で
モコモコがいっぱい、が可愛いと思います。
自分のセーターでぜひやってみたいです。
この道具は布作家さんからいただいたものなんですが、
フェルトニードル(先端にくぼみがついてる針)が4本セットされていて
ちょっとした面積(アップリケくらい)のフェルトを布にくっつけるのに
すごい便利なのです。
でもわたしは勢い余って手に刺しちゃって
ぎゃっ!と叫んで隣の猫が驚いてます。