気がついたら夏の朝の声が終わっていた。
薄明るくなり始める4時くらいからひぐらしが鳴いて、その後小柄なヒタキ科たちが、
ついで他のセミたち、大きめのヒヨドリたちがかしましく鳴くのが夏の朝だった。
もうセミたちの声で目が覚めることはなく
目覚ましが鳴る6時はまだ仄暗い。寂しい。
毛糸をさわりたくなる季節到来。
少しずつ靴下を編みはじめたら
細かいところを忘れていてショックだった。
でもすごくゆっくり少しずつ編み棒を繰る。
上手じゃないけど、凝ったことはできないけど、満たされたきもちになる。
今年の春に編んであった室内ばきの靴下は、風呂上がりや朝のお弁当作る時間に履く。
もうこれがないと足が冷たい。