チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

草取りは田植えの3倍しんどい

2017年07月10日 | 農作業農作物

 

 今年の梅雨はカラ梅雨だ、このあたりでは。

その「カラ」のとき、うちの田んぼは水がなくなって干上がる寸前だった。

あとはダダーッと降ったので、今はとりあえず稲は育っている。

 

   

 ・・・・がしかし。

   

よく見ると、稲と稲の間には深くて暗い河がある、のではなく

名前も知らぬ草たちがシゲシゲしている。


 

本来ならば除草は草がまだ小さくて取りやすい時期にやるものである。

しかしその頃、こちらでは雨が降らず田んぼの地が固まっており、除草ができなかったのだ。

そして育ってしまった雑草を取るのは、ひじょうに難儀であった。

 

 

草はぐっとチカラを入れないと抜けない。

 

まわりの小さい草も取って、水中の根っこも掻き取る。

 

少しだけならなんともない作業なんだけれど、これを何百回とやってごらん。

手には握力がもう残らない、そして田植えの3倍の時間はかがんでいないといけないから腰がくだける。

田植えのような達成感もない。

つらい。

 

ということで、父ちゃんは「もう一枚だけでいい。あとの二枚はもうやらない」と言った。

でもいいのだろうか。

女ひとりで田んぼをずっとやってきた友だちにこの状態を見てもらったら

「う〜ん、表向き大丈夫に見えてても、雑草の根っこが稲の成長を邪魔して何か起こるかも」

それって病気とか・・・?!

やっぱり取らなきゃダメなんだろうな。

いつ、いつやろうか。うーん。

 

 

この日は朝早くから家族総出で草取りし(6歳児は遊んでてもらう)

それからオトナは草刈機で畔刈り。

今年は畔にネジバナがたくさん咲いている。

これを避けて草刈り。一服の清涼剤。