チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

はじめての田んぼ

2015年05月06日 | 農作業農作物

 

 前年度はうちのとうちゃんはこの地区の町内会長でした。。。

 

それはそれはたいへんで。

まあわたしはそばで「へえぇ~」と感心してるくらいでしたが。

 

それが終わって今年の春は念願の「田んぼ」をはじめることに。

ここに越してきたころは、そんなたいそれたこと、できると思ってなかったけど

時間というものはゆっくりひとを教育していくもんなんですね~。

 

 

  

うちから歩いて10分もしないところに、借りた田んぼはある。この木立のむこう。

 

  

ここです。この水が張って鏡面してる二枚を借りてます。

ここに水が張られるまでもすでにいろいろあって。なにせ初心者なので。

 

  

最初はこの右側の休耕田のような状態だった。

まず畦の草を刈って、水が通るように水路を開けて、畦塗りして。

 

でも水が溜まらない。

別の休耕田の方に水が行っちゃってる。

それをこんなふうに畦シートを使って水路をつくり、借りてる田の方へ流してやる。

    

というのはぜんぜん知らなかったことで。

GWの中日にとうちゃんの携帯に「今やっとるから来れん?」ってこの田んぼの近所の方から

電話が入って、あわてて行ってみるとすでに作業をしてくれていた。

おまけにこの畦シートも貸してもらった(ありがたやー)。

それでようやく田んぼ2枚に水が張れたというわけです。

 

ここの田んぼはこの地区のひとがよく通る道に面していて

みんなが通るたびに「がんばっとるねー」「おっ田んぼやるんかー」「もっとやればいいにー」とお声がかかる。

それで気がついたら至らないところをすでに直してもらったりもあるわけで(ありがたやー)。

 

 

田んぼの横には小川が流れてて、なんだかわからないけど小さいメダカみたいなサカナが

泳いでて、沢ガニもいて、水晶も採れる、子どもが何時間もいたくなるようなところ。

  

羽黒トンボ(だと思う。これから黒になる?)も川で憩ってる。

 

さて今後。

水を張ったから田植えできる~と思ってるわたしはしろうとで

まだ代掻きという作業があるらしい。

それも機械でやるまえに、手作業で。

先はながい・・・らしい。