チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

やれることを考えてみた

2011年03月16日 | 日々のつれづれ

 

 自分たちは被害にあっていない。

日々の生活は前のままだ。

しかし思いは千々に乱れる。乱れてばかりでなんにも役に立たん。

 

 

神戸の震災の時、被災地に住んでいる知人が教えてくれた。

  地震のあと、一番最初に店を開けたのは薪でパンを焼く町のパン屋さんだった

  地震で家や家族、思い出を失った人たちは、そのパンの香りにどれだけ助けられたことか。

 

今このはなしを思い出すと、ものを作ることができる手の尊いこと。

 

わたしの仕事はそんなところまでいってないし、なおかつ休業中。

でも何ができるか考えると、土を起こして種をまき、子どもの世話をし、日々の生活を大事に送ること。

まずここからかな。

そしてその上でできることをまた順番にやっていけばいいんだな。

 

できることをちまちまやってると、落ち着いてくるもんですね。

被災にあわれた方々にも一日も早く日常がやってきますように。。。

 

  昨年秋見切り品コーナーにあったセージ(かな?)の苗。

                霜に当たったりしてしょんとなったけど、新芽でました。