チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

かごの手入れとリメイク

2008年12月09日 | ちくちく縫い縫い
  日曜日の午後から子どもが高熱を出し寝込んでいる。
今日で2日保育園はお休みで、もしかしたら明日もかもしれない。

さてこういうときは時間がある。
看病といってもそんなにすることないし。
寝てる子どもの横でちまちま手を動かす。



まずはかごの取っ手。
一度ばらしてはずし、ビニールホースの中のビニールひもをとりだし
ツィードの茶色の毛糸でまきまきしていく。

 グレーも入れたりして。

このかごはお父ちゃんの実家の近くにある籠屋さんで購入し
けっこういい値がしたものの、その後虫に喰われてしまった。


   こういうかごに虫がわいたとき、わたしの取る手段はひとつ。
   「窯で蒸す」。
   素焼きしたあとの窯がある程度(150度以下)冷めた後
   取っ手など溶けるものをすべてはずして窯に入れておく。
   午前中くらいは放っておくと、かごの表面から油がにじみ出てて
   ねっとりしてくる。
   でも冷めればさらさらになるから大丈夫。
   若干色が濃くなるかな。
   今までにいくつかのかごの虫を全滅させ、
   さらに二度と喰われなくなった。



さて、ちまちまはつづく。



これは前に友人からクリスマスの贈り物にもらったウールのスリッパ。
原毛の暖かさとはきごこちがよくて、裏の毛が擦れてごっぽり穴が開いても履いていた(履いてて足の裏がスリッパから出ていようとも)。



じつはこれで二回目の補強。
今回はかなり頑丈に繕った。
今これを履いてる。
明日はほつけてきたお父ちゃんの毛布のはじをかがっていくか。