goo blog サービス終了のお知らせ 

全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(IMAXⓇ)

2021-09-27 04:00:00 | 全英連参加者 2021

攻殻機動隊 ポスタービジュアル 1995年に公開されて以来、ビルボード誌の全米セルビデオチャート第1位を獲得するなど全世界で大ヒットを記録した押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。緻密な映像で表現された魅力的なヒロインや躍動するアクション、「人間の本質」を問う普遍的なテーマは、数多くのクリエイターに影響を与えてきた。4Kリマスターにより本作は、さらにハイクオリティな映像へアップデートされる。公開当時の技術では再現できなかった、35mmフィルムに眠る膨大な情報を引き出し、4Kの高解像度でリマスタリングすることで、描線のタッチや背景の細部、暗いシーンでの色彩表現に至るまで、より鮮やかな映像として蘇った。(作品紹介より)

【ものがたり】
 西暦2029年-情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称 攻殻機動隊が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー 人形使いを巡る捜査に乗り出すことになるが...


【Classic Masterpiece】
 今回が劇場初鑑賞。最初に本作を見たのは、レンタルビデオのVHS。その後、DVD化された時に購入し、現在自宅本棚に並んでいる。1年に1度は見る作品の1本である。今回IMAXⓇで見ることができる。19日、ユナイテッドシネマ浦和に出かけてきた。


【映像】
 屋上からのダイブ、バトーと素子がテロリストを追うシーン...
 大きなスクリーンで初めて見た。隅々まで、人々が動き、景色が描かれているのがわかる。圧倒的である。

時続き
 1995年の公開時、30数年後の未来を描いていた本作も、設定年まで10年未満になっている。ものがたりの中で描かれる機器類、冒頭の清掃車の運行状況を描くコンピュータのスクリーン等、やや古さを感じる部分はある。では、鑑賞する価値がないかというと、それは「否」である。
 後世の映像作家をインスパイアしたこと、多くの作品にあたえた影響の大きさを考えると、公開から四半世紀経過しているが、見るに値する作品だと思う。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする