熱中症アラートに抗う

　ちょっとでも涼しげな写真を二枚。

	露草（ツユクサ，英：dayflower） 　庭に咲いています。例年ならもっとたくさん咲く、夏の小さな花。今年はぽつぽつです。
	8月になりました。毎朝10くらいしか咲きません。 　やはり今年の気象は異常です。 　いつも思うのですが、この花弁の色と柿の木の若葉の色、僕はきれいだと思います。

 

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　2020-04-25、「目の保養　心の保養」

機動警察パトレイバー劇場版４ＤＸ

『機動警察パトレイバー』の劇場版第1弾。1999年夏。自衛隊の試作レイバーが突如無人のまま暴走するという事件が発生する。さらに何者かが仕掛けたコンピュータウイルスによって、都内各所で作業用レイバーが次々と暴走。警視庁特車二課第2小隊のはみだしポリスたちは、姿なき犯人を追ってこのメガロポリスを駆け抜ける！ （ユナイテッド・シネマウェブサイト作品紹介）

　僕は本作を劇場で見ていない。DVDでは何度となく自宅で鑑賞した。今回4DX2Dで鑑賞できることになったので、3日（月）ユナイテッドシネマ春日部まで出かけてきた。なお、同劇場初訪問である。

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　本作は’11-03-07、「新作、見たいな。」で書いた通り、1989年公開の1998年が舞台のものがたりである。30年前に公開の、20年前を未来とする作品である。DVDで自宅で見るのと、劇場で見るのとでどんな違いがあるのか。4DXの効果はどうか。映画として見る部分と、アトラクション的に感じる部分。僕はどう感じるのだろう。特に後者への期待はとても大きく、楽しみにしていた。

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　4DX as "Attraction"
　事前にどのシーンで水が出るのはどこかなと考えていたが、あたったところと、違ったところがあった。
　雨、もしくは波しぶき、風が体感できる。全般的に見てイスの動きよりも、雨と風が映画のものがたりにプラスαの効果ありと感じた。すでにある作品のenhancementとして、没入感が増した。
　3Dで公開される作品は基本的に3D上映を前提に作られるもの。4DXは ”後付け” ができると思う。

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　ものがたりは．．．全部わかっている。
　OPの暴走レイバーへの自衛隊の対応。
　街中で発生した工事用レイバーの暴走、対応する特車二課第2小隊の活躍。
　レイバーの基本ソフトの不具合が原因と感じてからの、篠原、泉両巡査の働き。
　それを裏で操る第2小隊後藤隊長の動き。
　暴走の理由、犯人の意図。クライマックス。。。

　大きなスクリーンで見て感じた。何度見ても、いいものはいい。

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　先見性
　今回調べてみたところ、本作公開は1989年7月15日である。同年1月7日に昭和の天皇陛下が崩御。8日から平成に改元された年である。当時のパーソナルコンピュータ（PC）、日本国内ではNECのPC98シリーズが大きなシェアを占めていた。GUIもまだまだ一般的ではなく、PCを動かす基本ソフトはMS-DOSが主流である。現在まで続くWindowsの3.0が発売されたのが1990年、3.1の発売が’91年。製品名称にもなっているWindows 95の発売は、本作公開6年後である。そんなころに、レイバーのOS（基本的な動作を一元的に管理する基本プログラム，Operating System）をプロットの中心に据えている。これはすごいことだろう。
　架空の機械であるレイバー（ロボット）のOSに、何者かがレイバーが一定条件下で暴走する仕掛けを（悪意をもって）組み込む。それに特車二課第2小隊のメンバーが気づき、問題解決に向かう。繰り返しになるが30年前の作品である。僕はすごいと思う。

　ものがたり世界は1999年が舞台。現在の20年前である。PCもまだようやくネットワーク化されたものの、通信速度も遅く、画面はフラットパネルではないCRTである。作品のそこここに登場するTVも、まだブラウン管方式。もちろん地デジは影も形もない。我が家のネットワーク開通は1998年12月23日。そんな昔である。
　そこここに時代の流れは感じるが、そんなものを吹き飛ばすほどの力を作品からは感じる。こういう作品をClassicというのだろう。

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　パトレイバーＥＺＹ
　･･･どうなったんだろう。

　8月10日は「パトレイバーの日」である。

８／１０ 熱中症警戒アラート（試行）

　熱中症警戒アラート（試行）が運用されている関東甲信地方のうち、関東の1都6県全てで本日10日（月）を対象とした「熱中症警戒アラート」が、昨日発表された。