男子に続き、女子もレース開始。やっぱり気温がちょっと高い。
給水が大事だ。
昨日体育委員に、『マラソン大会のクラス目標は、どうしますか。』と、尋ねられた。怪我なくみんなで完走してねと伝えた。担任としてはそれで充分である。
男子に続き、女子もレース開始。やっぱり気温がちょっと高い。
給水が大事だ。
昨日体育委員に、『マラソン大会のクラス目標は、どうしますか。』と、尋ねられた。怪我なくみんなで完走してねと伝えた。担任としてはそれで充分である。
報告会が終わった。やっぱり参加したのは正解。
予想以上に経済状況が、高3生の志望動向に影響を及ぼしていることを実感。
朝からず~っと雨が続いている。少し早めのお昼を食べて、これから進路指導の出張だ。
今日参加するのは、大手予備校K合塾主催の、入試情報分析報告会である。昨年もこの時期に参加して、いろいろ学ぶことができて、有意義だった。現在の三年生のためでもあるけど、来年度以降のことも考えて、情報収集・まとめをして、レポートをしようと思う。
昨日から3年生は中間考察期間。1年生2年生も今日から試験である。今日は午後から進路指導関係の出張が入っている。
雨が降ってきた。
登場人物のひとりを上野樹里さんが演じている映画だが、こまかいことはオフィシャルサイトを見ていただくとして、ここは映画の話しではない。
この物語が、現在使用中の教科書にAcross the Seaというタイトルで出ている。日本側の主人公(郁子)の父親(映画では山本譲二さん)が登場するのだが、ある問題が発生した。父親の職業・流しの歌手が生徒たちに通じない、理解されないのだ。
物語は1970年代のお話しである。カラオケが徐々に広まり、流しの歌手の生活が、だんだん悪くなるという時代背景を述べる文がある。一部引用する。
But things did not always go all right. Ikuko's father was a nagashi-singer, who was losing work due to the boom in karaoke in those days. He became even more frustrated when he knew his daughter had a Korean boyfriend. Ikuko noticed the same attitude among some of her neighbors.
ここのnagashi-singerがわからないのだ。
5名の授業担当者の中で、僕がこのこ部分を教えるのが一番早かった。授業の予習をして、わからない生徒もいるかと思い、一応説明のシナリオは書いておいた。このセクションに入る時、まず聞いてみた。
『Do you know "nagasi-singer”? 流しの歌手ってわかるかな?
クラスで手が上がったのは1、2名。
『お台所の流しじゃないからね。
『・・・・
わかる生徒がほとんどいなかった。ホントにわからないようだった。準備したシナリオを使ってみた。
『ソフトバンクのケイタイのCMでぇ、浜崎あゆみのやっているのがぁ「流しの歌手」
こう言った後、実際どういうものかを説明したら、やっと通じた。
なかなか、授業の準備は難しいのだ。でも、楽しいのだ。
***** *****
教科書
EXCEED English Reading New Edition (p.92,l.9)
先週土曜日、夕方からどうしてもはずせないあつまりがあり、でかけた。
家から出たときには、雨がすでに降っていた。会場まであとすこしのところで、それこそバケツをひっくり返したような雨になり、ずぶ濡れになった。カゼをひくかなあと思った。
日曜日、予想通り、関節痛と微熱がでた。1日何もできなかった。昨日の体育の日も発熱。二日間あまり食もすすまず、なんだかふわふわした感じになった。
かろうじて今朝は起きることができてた。出勤し、担任業務と授業と進路指導の仕事をすることができた。でも、体調は悪くなる感じ。明日はどうなるかわからないので、年休を取ることを考えて、副担任と打ち合わせ。これから帰るところ。
しんどい!!
10月1日に取り上げた、「担任のぉと」の追記。今年一緒に働いている新卒の先生(臨任)に、こんなことを言われた。
「全英連参加者先生...
「なぁに?
「先生の『担任のぉと』、昔のは取ってあるんですか?
(貴重な資料に思われたのかもしれない。)
「いや。保存するようなもんじゃないから。
「捨てちゃうんですか!!!
「そ~だよ。
「もったなくないすか?(もったいなくないですか?)
「そんなことないな。
「・・・・
(ご納得いただけない様子。)
「最初に担任をした時から、年度末には処分してるよ。
「へぇ~...
「年度末に指導要録を書くよね。それが終わったら、全部処分。
「やっぱり、個人情報だからですか?
「それもあるけど、次の年に引きずりたくないのかもしれないね。
「そうなんだぁ。シュレッダーですか?
「昔は学校で焼却処分。これがダイオキシン問題で出来なくなった。
「・・・・
「事務室の公文書処分*と一緒の時もあった。
「現在はシュレッダーですね。
「そうだね。
今年の「担任のぉと」も来年3月末には、なくなるはずだ。
一部フィクションを含みます。
***** *****
*事務職が処分場まで同行して焼却炉に投入する。最近は民間に業務委託である。
初めて担任をしたのは、初任校の2年目だった。
今から考えると凄いことなのだが、当時県立高校が毎年5、6校ずつくらい開校していた。それにともない、現在よりも人事異動が激しかったように思う。新設校の開校には、管理職はもちろん、それなりのベテランをおかないと、学校が「動かない」からだ。
初任校も、僕が採用になった年次を含めると、4年間で15人(5、2、6、2)が新採用として赴任していた。1学年10クラスの学校で3人が採用2年目、2名が同3年目、転勤2年目の30代が2人、残り3人がその学校で2度目の担任という編成だった。副担任も4名で、2名は新卒・新採用。今から考えるとこれしかなかったとはいえ、ずいぶんむちゃをしたものだ。
僕は同期の5人の中で、就職浪人などをしていなかったので、一番学年が下だった。けど、なぜか担任がまわってきた。
担任業務はうまくいかなかったことが多く、特に生徒指導案件も多い学校だったので、ず~っとあたふた、どたばたした記憶がある。生徒に伝えること(しからなくちゃいけないこと)が、とにかく多かった。連絡事項をどうしたらちゃんと伝わるか、いろいろ考えた。最初はわら半紙を二つ折りにして、大福帳のようなもの作り、生徒に話した後、黒板に貼った。でも、生徒連絡用と自分のメモ(記録)を二つ作るのは、無理・ムダなことだということは、担任1週目で気がついた。先輩の仕事を見て、生徒に伝える情報は1カ所に集中することが大事だとわかり、それ以来基本的にはノートにすべて書くことにしている。最初はB5、いつのころからかA4ノートになった。このノートの名前が、「担任のぉと」である。
こんなふうにノートを使っていくと、罫線を無視して書くことも多い。こんな使い方をするのだから、ホントは白紙のノートがいい。でも、学校にはないので、2日で1ページなんてこともある。とにかくビジュアルにパッと見てわかるように作っている。何か不機嫌だったり、怒っていると、字がでかくなる。嬉しいと、ラインマーカーで書いていたりする。そんな傾向に気がついたのは、担任1年目の冬だったか。時系列で振り返ることが出来るので、いろいろな意味で便利だった。
いろいろ貼り付けるので、普通の大学ノートが使い終わることには3cmくらいの厚さになる。3年生の担任の時は4冊、1、2年の担任の時は5冊。だいたいこれくらい「担任のぉと」が担任をすると出来てしまう。
先週、今年3冊目のノートを使い始めた。卒業まであと5ヶ月ちょっと。着々と卒業の日が近づいてくることを、自分だけ実感した。
「副署名」
重要な文書に、発行責任者に加え、責任ある立場の人の署名捺印をするもの。まあ、だいたいこんな説明でいいだろう。
クラスの生徒が、ある専門学校に校内選考を経て指定校枠で推薦されることになった。進路指導部に送られてきていた指定校推薦用の推薦書を見ると、こんなふうになっていた。
住 所 (住所記入欄)
学 校 (学校名記入欄)
校 長 (署名捺印)
進路部長 (署名捺印)
推薦理由記入欄
記載事項の下に、記載者氏名(署名捺印)
・・・非常にめずらしい。進路部長の署名捺印を求めている学校なんて、見たことない。
「推薦」は基本的に校長がする。公募推薦でも、指定校推薦でも同じである。部活動顧問推薦とか、自己推薦とか、AOならばともかく、推薦であれば何であれ校長名で発行するものである。学校の組織編成・規則上これで充分なはずだし、こうでなければおかしいと思う。でも、この学校は進路部長なる職名の人間のサインを求めている。
・・・これはあり得ない。
前に書いた卒業見込証明書*も、このおかしな指定校推薦用紙も、いずれも専門学校が要求しているものである。もう少し、法制度とか高校の文書発行基準、慣行とかをしっかりリサーチした方がいい。
***** *****
なお、校長は法律に基づく職名である。学校長ではない。進路部長という職名は法制上存在しない。こまかいことのようだが、進路指導主事ならばいる。こういうことを間違えるのはどうかと思う。
*2010.09.21、「卒業見込証明書」
天気予報だと、今日はこの時間は雨のはずだったけど、まだ大丈夫。
第二回の推薦選考会議の結果、クラスの生徒が数名、校長推薦をいただけることになった。ひとまずめでたい。後は生徒諸君がどれだけ頑張れるかにかかっている。
三日間しか学校がなかったのに、とても疲れた。雨が降り始める前に家に着きたい。
もうすぐ10月。10月は、専門学校推薦入試・一般入試本番である。ただ、ここ数年、AO入試が8月頃から本格化しているので、10.1という日付は、昔ほど意味を持たない感じがする。
クラスには15名前後の専門学校進学希望者がいる。これがどういうわけか(集めたわけじゃないのに)看護医療系進学希望者が多い。この分野の学校、ちょっと推薦入試の書類がめんどくさい。生徒は願書を書けばいいのだが、担任はそうはいかない。通常の推薦入試だと、以下のものを生徒の申請に基づき作成する。
①調査書 ②推薦書
①はまあ、それほど大変ではない。
②については、特に看護医療系専門学校は推薦理由、成績、人物、その他の所見欄が細分化されていることが多く、書くのが大変である。でも、これも、どうにかなる。
実は、なぜか看護医療系の専門学校では、卒業見込証明書を出せと言ってくる場合がある。高校の先生の立場で考えると、調査書は「在籍証明」「卒業(見込)証明」「成績証明」を兼ねるものである。実際、国公立大学、私立大学、専門学校で、卒業見込証明書を別途発行せよと言ってくる場合はまずない。今年、クラスの生徒で医療系専門学校受験者が、夏休みにAO入試を出願し、調査書に加え、卒業見込証明書が必要なことが、エントリー直前にわかり、たいそうあわてた。
過去、ホントに必要なのか確認したこともあったが、だいたい、そうなってますの一点張りで、状況が変わる様子はない。
書類が増えることは、時間の無駄だし、高校の調査書を信用していない用にも思えてくる。どうにかならないか。
昨日の清掃の時、ゴミ捨て担当決めをした。通常、じゃんけんなのだが、部活動の準備や、ゴミ捨て担当じゃないと机並べ係なので、ゴミ捨ての立候補がいたりする。ブログタイトルは、そんなA子の発言である。
あたりまえのことだが、誰もA子が『もえるゴミ』だなんて考えない。仮に周りが『お前は、ゴミなのか』等と言っても、そうじゃないことがわかっているから、ツッコミにもなる。これで通じる。これを日本語として誤りだとするのは、ある部分誤りだ。A子の日本語も、authenticなのだ。
***** *****
事実関係は定かではないが、こんな話がある。
長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が、選手として初めて海外キャンプに参加した時のエピソードだ。練習がおわり、先輩選手とレストランに出かけた。オーダーをとりにきたウエイトレスに、長嶋選手は言い放った。
『あいあむ はんばーぐ』
ウエイトレスは、目の前の日本人(アジア人)を、まさかHamburgという名前のドイツ系移民だとは思わない。もちろん食べ物のhamburger steakとも考えない。だから、ちゃんとハンバーグが出てきたというお話しだったと思う。これが店に入る前に、予約はあるかどうか、名前を尋ねられた時に言うのならばともかく、席に付いていて、オーダーを取りに来たウエイトレスに、名乗るはずもないので、CONTEXTで通じるのだ。
話しの真贋はともかく、さて、この長島選手の英語をauthenticというか、そうでないというか。どうだろういろいろ考えた。
authenticとするのは、無理かもしれない。
50年前はだめでも、現在の英語はネイティブスピーカー7億人、ノン・ネイティブ20億人とも言われている。World Englishesという言い方もある。こういう言い方をする地域、あるかもしれない。。。
この発話例、文法的にはacceptableではない。ではどの英語ならば、acceptableだろう。もちろんBritish / American Englishとするのは、無理だろう。
通勤途中バスの中で授業の予習を(頭の中で)しながら、そんな風に考えた。