浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

ランドフスカのモーツァルト協奏曲第22番

2009年08月31日 | 洋琴弾き
ランドフスカはポーランドの洋琴家で後にチェンバロも弾くようになった。プレイエルの愛用者だったやうで、音色はとても美しい。モーツァルトの協奏曲をロジンスキーの指揮で聴いてゐる。

昨日は総選挙一色だったが、歴史的な政権交代劇が始まったやうだ。ここ数年、首相がいきなりあべると次はふくだらな首相が後を追ってあべり、それなら僕が「あそうだろう」と登場するなど、やりたい放題だった人民党が崩壊した。「まずは政権交代」とどこかの党が騒いでゐる。環境問題への施策など期待できるが体質的には人民党と大差はないのだらう。「まずは政権交代」「そして政権交代」と元に戻るやうな気がしてならない。それにしても「報復実現党」はどこから現れ何処へ消えて逝ってしまったのだらう。

騒がしい世間の雑踏をよそに、久しぶりに音楽室でモーツァルトを静かに聴く。一粒一粒がきれいにそろったツブツブみかんのやうな味わいだ。ツブツブとブツブツはよく間違われるが、ランドフスカはきれいなツブツブだ。

盤は、伊太利亜URANIAによるリマスタリングCD URN22.180。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。