古代衣装に親しもう 24日、向日で歴史講座

2013-10-07 12:37:59 | 歴 history
 向日市文化資料館は24日、「長岡京期の服飾」をテーマに、館内で常設展示されている古代衣装について学ぶ歴史講座を催す。

 同資料館では、長岡京で暮らした人びとの仕事や食事など暮らしぶりが伝わる模型や図を展示している。「百済王明信」と呼ばれる宮中の女官長を務めた45歳女性の華やかな衣装を時代考証に基づき再現した人形を飾っている。長岡京時代の服飾は、後の平安京の時代と異なり中国や朝鮮半島からの渡来文化の影響を色濃く受けているという。

 当日は古代衣装研究家の山口千代子さんを講師に迎える。山口さんは奈良・正倉院の宝物衣装の研究に取り組み、平城宮跡で催される天平時代行列の衣装製作や指導・構成を担当。昨年には向日市まつりの長岡京衣装行列にも関わった。

 同資料館は「古代衣装について知りたい人や着てみたい、自分で作りたい人はぜひ参加して下さい」と呼びかけている。

 午後1時半、参加無料。申し込みは前日までに向日市文化資料館TEL(931)1182。

【 2013年10月06日 09時55分 】

ガラシャ祭のパンフ発行 行列経路など詳しく紹介

2013-10-07 12:35:59 | 祭 carnival
 長岡京ガラシャ祭実行委員会は、今年のガラシャ祭パンフレットを発行した。自治会などを通じて市民に配布したほか、公共施設や観光案内所に置いている。

 ガラシャ祭は11月10日にメーンの行列巡行を催し、先立つ1日からは「ガラシャウィーク」と銘打って関連イベントを開催する。

 52ページカラー刷りのパンフレットでは、行列の巡行経路・時間や楽市楽座などのイベントを写真や地図を交えて紹介。NHK大河ドラマ誘致関連の講演会や細川ガラシャを主人公にしたオペラ、バンビオ広場公園などでのガラシャウィークイベントの内容を詳しく掲載した。

 また、「細川ガラシャの足跡を訪ねて」をテーマに、京丹後市や大阪市など市外の史跡を紹介したり細川幽斎と古今伝授などの読み物で歴史を伝える。

 協賛店舗で特典サービスが受けられるクーポンも添えられている。

 ポスターも市内各所で掲示し、イベントムードを盛り上げている。

【 2013年10月05日 11時51分 】

島本の名建築物、ペーパークラフトで精密に

2013-10-07 12:33:43 | 創 creation
 大阪府島本町の観光ボランティア「ふるさと島本案内ボランティアの会」が、水無瀬神宮境内にある国の重要文化財の茶室「燈心亭」など、町内の歴史的な三つの名建築物をペーパークラフトで表現した。ガイド時などに販売しており、同会は「島本の歴史と文化に思いを巡らせてほしい」としている。

 町の魅力を発信するとともに、町民にも愛着を持ってもらうきっかけにしたいと、昨年秋に企画をスタートさせた。燈心亭のほか、趣のある木造建築の麗天館(現町立歴史文化資料館)と若山神社の本殿・拝殿を作った。

 現役時代に設計の仕事をしていたメンバーの浦田和久さん(65)が、パソコンを使ってデザインした。さまざまな角度から何十枚も写真を取って参考にしたという。

 屋根のカーブを限りなく実物に近づけ、数ミリ単位の看板を盛り込むなど細部にこだわった。燈心亭は今年3月まで屋根を修理していた際の図面を取り寄せ、屋根を取り外せば構造や間取りを確認できるようにした。浦田さんは「雰囲気を出すための色使いが難しかった」と振り返る。

 会長の野田雅文さん(63)は「島本に来て、見て、ペーパークラフトを作って思い出にしてほしい」と話している。

 燈心亭は400円、麗天館は300円、若山神社は500円。いずれも、組み立て説明書が付いている。

 ほぼ毎週土・日曜日にJR島本駅近くの史跡「桜井駅跡」で実施している定点案内などで販売している。問い合わせは浦田さんTEL(961)3797。

【 2013年10月04日 09時21分 】

重文・日本書紀写本を公開 向日市文化資料館

2013-10-02 15:31:06 | 創 creation
 京都府向日市向日町の向日神社に伝わり、国の重要文化財に指定されている「日本書紀」の写本が、同市寺戸町の市文化資料館で公開されている。開催中の企画展「『向日里人物志』の世界-近世乙訓の文化サロン-」に合わせた特別公開で、27日まで展示する。

 日本書紀は奈良時代に編さんされた日本最古の勅撰歴史書。

 展示しているのは神代紀下巻の写本で、延喜4(904)年の奥書があるが、文字の書き方などから奥書も含め南北朝期に筆写されたとみられるという。「六人部本」と呼ばれる写本は1ページ6行、1行につき14字前後が書写されている。

 向日神社に伝わった由来は不明だが、同神社の神職を代々務める六人部家は学者の家系で、神代紀下巻に祭神としていた神々が登場することから研究目的で入手したと考えられるという。

 写本は向日神社の寄託を受け市文化資料館が保管している。企画展で幕末に同神社宮司を務め、国学者で歌人だった六人部是香の著書や肖像画、是香の叔父の節香の和歌短冊を展示しているため、六人部家とゆかりの深い写本も特別に飾った。

 午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。無料。

【 2013年10月02日 11時28分 】

ガラシャ商品券求め長い列 長岡京

2013-10-02 15:27:49 | 商 trading
 長岡京市商工会のプレミアム商品券「ガラシャ商品券」が29日に発売され、市役所前には買い求める市民の長い行列ができた。

 1セット1万円で総額1億1千万円分を発行した。購入した人は1万1千円相当の買い物券として、大規模商業施設を含む加盟店で利用できる。

 近年では冬に販売していたが、今年は前倒しした。発売開始当日に完売しているため、今回はできるだけ多くの人が利用できるように1人あたりの販売数を5セットから3セットに限定した。

 この日、市産業文化会館と市役所の発売場所には午前10時前から多くの人が並んだ。主婦永井佳代さん(39)=神足=は「食べ盛りの息子たちのために野外バーベキューの食材をたっぷりと、夫にはちょっとぜいたくなビールを買おうと思います」と話した。

 30日も午前10時から市産業文化会館で販売する。

【 2013年09月30日 09時24分 】

田んぼでドッジ、歓声 大山崎で親子ら泥んこに

2013-10-02 15:23:21 | 民 people
 京都府大山崎町円明寺の田んぼで28日、「第1回リベンジば~じょん どろんこまつりin大山崎町」が開かれた。さわやかな秋空の下、子どもらが泥まみれになってドッジボールや鬼ごっこなどを楽しんだ。

 町商工会の創立20周年を記念し、同青年部が催した。当初は「天下分け目のどろんこドッジボール大会」と銘打って16日に開催する予定だったが、台風18号の影響で延期になり、個人参加できる形式にしてあらためて企画した。

 メーン種目のドッジボールは、中学生以上の大人の部と子どもの部に分けて実施し、地元の小中学生や保護者ら約60人が参加した。参加者は泥に足を取られながらも懸命にボールを投げ、相手に当たると大きな歓声を上げた。ボールをよけるため田んぼに寝転がり、全身泥だらけになる参加者もいた。

 ほかにも鬼ごっこやビーチフラッグが行われた。会場にはどろんこスライダーも設けられ、子どもたちが水しぶきを上げて田んぼに滑り込んでいた。

【 2013年09月29日 10時51分 】