帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 御所ヶ岳-馬ヶ岳の歴史探訪山行

2015年02月14日 15時30分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨年NHKの大河ドラマでブレイクした黒田官兵衛。官兵衛が九州の平定にやってきたときに
最初に城をかまえたのが、みやこ町と行橋の境にこんもりと並ぶ低めの山並み、馬ヶ岳なんだって。
ドラマ放映中は、たぶん人が押しかけて来てるだろうと遠慮していたけど、そろそろ落ち着いたかな。
訪れてみると、この低山地帯は官兵衛たちより以前の遥か昔から、意外にも重要な軍事拠点としての
歴史を持っていたのだ。
寒い季節にはちょうどいい低山山行は、歴史探訪という作戦も持ち合わせていたのだった。


それほどアプローチも遠くないし、山行自体の行動時間も長くないので、ゆっくり出発。
9時過ぎに出発したX-T探索機は、約1時間の走行後1030時、スタート地点の御所ヶ谷の駐車場に
到着して、住吉神社にお参りして出発する野ねずみ探検隊を見送った。


きれいな公園になっている住吉池の周囲をぐるっと歩いて、1049時、御所ヶ岳登山口に到着。
この地域の歴史を説明してある立て看板を見てびっくり、官兵衛じゃなくって、その遥か依然、
百済の国へ攻めて行った時代にタイムトンネルは続いていたのだ。さあ、ワープ開始だ!。






1103時、坂道を登ってやってきたのは景行神社の礎石建物遺跡。初めはここが奥の院かと
思ったら大違いで、まだまだ奥の院には急坂の山道が伸びていたのだ。






1143時、御所ヶ岳(別名ホトギ山)246.9mに登頂。ここまでのルートは↑の通り。


最高の展望の中で、山神様から青空をプレゼントしてもらった野ねずみ探検隊。いい山行だね。










1140時、カフェ・ホトギを店じまいして、馬ヶ岳を目指して再出発。なかなかの上り下りだねー。


1322時、馬ヶ岳山頂216mに到着。うわー、こっちも素晴らしい眺め。なるほどね、ふもとの
平野はもちろん、はるか豊前の海まで見はるかすここは、お城を建てるには最高の場所だ。




平尾台から豊前の海まで見はるかす。


反対側は犀川から英彦山、犬ヶ岳を望む展望だ。


展望をひとしきり楽しんで、馬ヶ岳から下山開始。1339時、途中の二の丸通過。


更に下りがけに面白いものを発見。1353時通過の展望台にはこんなものができていた。




タイムワープは百済の時代から官兵衛たちの時代へ(^o^)。城防御のための土塁を眺めながら歩く。
なるほどねー、豊臣秀吉もここに来たんだねー。はるばる遠い道を、昔の人はすごいね。





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