帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ野鳥探索 半世紀のタイムトラベラー

2009年02月22日 11時26分46秒 | 野ねずみ作戦活動記録
今回の作戦は山行と探索と探鳥の三種複合型。その最後の作戦はこれ。出水平野の越冬ツル観察。
既に2月初旬から少しずつシベリアへの旅立ちがはじまっているらしいが、まだ8000羽以上が滞在中。
今年は特にトピックスがある。表題写真のソデグロツルの来訪だ。
白いほうが成鳥で、4年ぶり、茶色混じりはまだ1年未満の幼鳥でなんと48年ぶりの飛来とか。
まさに半世紀ぶりだね(@_@)。ボランティアの説明スタッフに聞くところでは、どうもホントの親子ではないらしい。
飛来した時期が違うし、最初の頃は警戒して牽制し合っていたという。
そのうち群れの中で同じ仲間はお互い2羽しかいないとわかったのか、いつも一緒にいるようになったとか。
数日前に新聞にも出ていたので、野ねずみ探検隊は会いに来たのだ。よかったまだ帰っていなかったね。


いつも同じところで行動している2羽、周りの群れからやっぱりすこし目立っているね。
良かったよねぇ同じ仲間が自分1羽だけじゃなくて・・・。

                    
                    ナベヅルやマナヅルは大集団。もうすぐ旅立つ準備で食事に夢中。


この子は説明スタッフから、たしかナベクロヅルと教えてもらったナー。

                       
                       しかしこれだけ集ると圧巻だね。ここの運営も何千万も経費がかかり大変らしい。
                       農家から借りている田んぼは、ツルが帰ってしまったらお返しして、冬にまた借りるとか。大変だねー(^_^;)。

 
9時半過ぎに入館した観察センターに、もう2時間近くいる野ねずみ探検隊。さすがに満足。
説明員のおじさんにお礼を言って帰路に着く。半世紀ぶりの時空旅行者への言伝は、”元気で!”。
長い長い時を経て、キミ達の子孫が幸せに生きて、またここへ来ますように。
そして訪ね来るキミ達の子孫をオデ達の子孫がまた迎えてあげられる、平和で健やかな日々が・・・
どうか続きますように。(ああ、それが無何有の郷か・・・)CRV探索機、機首を北へ・・・発進!。

野ねずみ探索記 冬に鳴くカジカの宿

2009年02月22日 09時10分24秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨年、オデ単独の事前調査でピックアップしていた湯川内温泉”かじか荘”。古くは薩摩藩御用達らしい!。
紫尾山山行を終えた野ねずみ探検隊は、0221日1600時、この秘湯基地に到着。
ここで疲れを癒し、次の探索活動へと作戦を遂行するのだ。楽しみな温泉だ(^・^)。
問題は一つ、”温度”。低いんだ。おそらく39度以下の温度のお湯。
オデはぬるい方が大好き、だってずーっと入っていれるからね\(^o^)/。一杯やったり(^_^;)。
でも、隊長は結構な寒がり!。これはどうかなー?、上手く行くかなー?。ハラハラ(@_@)。

 
おかえりーって、去年と変わらず待っていた洗面器。これこれ(^・^)いいねー。一息ついて温泉へ。寒ソーなタイチョー。


こっちが上の湯、とりあえずこっちに入る。お湯がきれいなのでねー。
                   
上の湯を出て見下ろす下の湯。湯船を出た隊長の「サムー!!」の叫びが聞こえる(^_^;)。だからサーッと拭かなきゃ・・・。

 
エメラルドグリーンのお湯、透明度抜群!。何回入ったか記憶不明。(酔っ払ってねm(__)m)
このお湯持って帰ってご飯炊いたら美味いと鹿児島弁おいちゃんのご教授も楽しい。
お湯は底から湧いてくるらしく湯船の底からぷくぷく泡が上がる。いやーこんな温泉はここだけ!。

 
あくる朝、温泉またまたもらってぇ、朝ごはんですよー、ハーイって行ったら母屋のお出迎えはミーチャンだけ。

隊長:おはよう
ミー:ヘ?、ニャンカヨウジカニャ?
隊長:朝ごはんくれ
ミー:シランニャー オカミサンニキイテクレニャーカ
隊長:でもー、呼んでも出てこないよー
ミー:ワカランニャー オレハニンゲンジャーニャーシニャー ニャンカクレニャーカ

オデ:おーい、ここにチャイムあるよー。(^_^;)危ない危ない引っかきあいになるぞ。)

聞いた名前は、おそらく日本にいる飼い猫ならば直球真ん中ストライク的名前。去年はオデの炬燵に来たよね。
”ミーチャン”・・・(^。^)。


さて、0910時、出水平野のツル探索へ向かう野ねずみ探検隊。かじか荘の隊長評価点はどうだったかなー。
おどろいたのは”カジカ”、鳴いてた。カエルだよ!。2月初旬の異常暖冬で冬眠から醒めたらしい。
でも!、まだ真冬!。生きて行けるかなー?ガンバレヨー。キョキョキョコロロコロコロキュキュキュ・・・。


野ねずみ山日記 冬の紫尾山

2009年02月21日 15時02分50秒 | 野ねずみ作戦活動記録
0221日0430時起床準備。0500時、作戦開始。目標は北薩の雄”紫尾山”。
この山は南国鹿児島の山といえど、冬場の1067mの山頂付近は樹氷がしばしば見られるらしい。
しっかりと防寒装備を整えて登山口を目指す。
事前調査の結果、さつま町側の登尾登山口からピストン山行を計画。
とにかく早く出発しないと、CRV探索機の移動だけで4時間以上かかりそうだ。



  
まだ暗い九州縦貫道を月を追うようにひた走り、0715時、宮原SAで朝ごはん。0830時、えびのSAで休憩。
半額割引を2回利用しようと思って100km以内の乗り継ぎでえびのICを出たら、なぜか割引無し!。
通勤割引と休日割引の時間配分でそうなるらしいけど、100km以内ってのはやめて欲しいねー(-_-;)。
で、0950時、やっとさつま町登尾登山口ふれあいの森に到着。おおっ、キャンピングカー!やるねー。


 
1010時、山行開始。
冬季閉館中の森林体験学習舎の横から上がる林道を15分ほど行くと、入山口に山ヒル注意の立て札あり。
夏場は止めたほうがいいね、山ヒルの恐怖はバカにならない。これもあって冬を選択したんだよ・・・。


入山口からすぐに現われる千尋滝は3段の滝。道は2段目の迫力の直落を見上げながら横切って続く。

 
1044時、迂回して3段目流れ滝の横を登る。防寒のため、風除けのタープやらゴアテックスの分厚い手袋やら
いろいろ持ってきたけど結構気温が高い。着込んだフリースを脱ぎながら急坂を登り1115時、尾根道へ出る。
隊長が買ってくれたドライフードのオニオンスープにお湯を注いで10分間休憩、あーウマイ(^。^)。


尾根道はこの通り、ゆっくり歩く陽だまりの揺れる道。南限といわれるブナ林がきれいだ。

 
1200時、定之段林道に出合い、20mほど行って再び山頂へ向かう登山道に入る。日差しが暖かい。

 
しかし、気温は結構低いのだなー。霜柱!大きい!。ひさしぶりだぁ~。おおー!、ツララ・・・・。


一句「霜柱 ふむ音たのし 陽だまりの道」

 
1210時、たどり着いた上宮神社にお参りして、さて道はどっちだ?ワカランぞと隊長。
よしよし、こんな時のために2種類も持ってきたガイド本のコピーを広げる。
ナニナニ・・・「そのままいく」との記述。もう一枚もまったく同じく「そのままいく」と書いてある!。
ソノママイク・・・???。どういくんだぁー!???。
・・・で、しばし探して神社の裏手に見つけた道。ヤレヤレ(^_^;)。


上宮神社からはすぐに舗装された車道に出て、しばらく歩くと山頂。1240時登頂。
山頂は調べたとおり、TV局等々のアンテナ塔が林立する無線基地エリア。まあ、しょうがないねー。昼ごはんだ。

 
山頂には王貞治元監督が書いた漢詩が石碑になっている。
実はそうとう調べたが、何故それがあるのか、何を書いてあるのか不明。だれか知ってたら教えて。
風をよける場所で温めてきたカレーとスープパスタの昼ごはん。隊長は間近にヤマガラを見つけて大喜びだ。


1330時、下山開始。ずいぶんゆっくりの山行だけど今日は次作戦に備えて出水の湯川内温泉泊なのでOKだ。

  

 

 
下りは結構いいペースで1435時には千尋滝まで下っていた。ベンチで一休み、隊長は股関節ストレッチ(^_^;)。


さて、じっくりごらんあれ、千尋滝。手前にかかる木の橋は濡れてよくすべる、慎重に何回もシャッターを切る。


1458時、オオー!、あれがさっきまで飛沫を浴びていた千尋滝。森林体験学習舎の屋根が見える。
もうすぐ終わる紫尾山山行、楽しかったねー。あれ?・・・隊長いないぞ~。


1500時、登尾登山口ふれあいの森で待ってくれているCRV探索機に帰着。誰にともない報告を沢山する。
さて、明日の作戦のために山を去る。明日のこと?、まだナイショ。請うご期待だね~(^.^)/~。

ねずみボス指令 天拝湖8時間耐久ランニング大会挑戦

2009年02月15日 21時33分30秒 | 野ねずみ作戦活動記録
朝9時、スタート!。
今日は天拝湖のダム湖周辺を周回するランニング大会へ、ラン仲間”懲りないメンバー”と参加。
この大会は、市民ランナークラブの草分け的クラブ、”太宰府はしろう会”さんの主催。
この会はなかなか楽しい会で、ランニングが好きな普通の市民が集って自然発生したクラブ。
企業資本のバックアップが無いのでやりくりは苦しいが、だからこそ手作りが楽しい。
で、懲りないランナーのメンバーで8時間の交代リレーランニングと思ってきたら、どっこい!。
皆さんそれぞれ個人で何週できるか、ガンガン走ってる!。話し違うよー・・・(^_^;)。
とりあえず、トップランナーはMACさん、GO!GO!\(^o^)/。


こんな感じで、タスキをリレーしてるのは・・・オデ達だけ・・・。

                
                昼過ぎまで、こんな晴れ晴れ天気。強い日差しで暑いよー。オデは天拝山山頂まで往復だ。


こんな感じでタスキを待つチームは・・・ほんとにオデ達だけで。他はみんな走り続けてる。ウーン・・・。

                    
                    用事で15時前に途中参加のY村さん。後は任せたぞ(^_^;)。


これが8時間後の17時、最終ゴールする監督(言いだしっぺ)OGAさん。オツカレー。どんどん寒くなる。


団体男子優勝の栄誉に輝く・・・ってこのカテゴリー参加はオデ達だけだよねー(~o~)。

いやー面白楽しいランニングで1日。終了後は二日市の御前湯でお風呂と希望者参加の打ち上げ。
太宰府はしろう会のメンバーの元気なこと。しかし高齢化で困っているとか。確かに一番若い方で57歳。
最高75歳の方も・・・。しかし気持ちと元気は若い者以上だね。
しばし、語らいを楽しんで、9時すぎ帰宅。さすがに疲れたねー。